アルツ石川、早々とラスト釣行

 8月2日(水)、6月に事務局長と六厩川へ行ったきりで、全然休み無しのアルツ石川。この先の土日もマルつぶれ。たまらず有給入れて行く事にした。お供は事務局長。このふたりだと、ロングランで貧果と、決まっている。

さて、どこへ行こう。庄川は平瀬の保木脇あたりはどーでしょうか?今年は庄川へ行っていないから、行ってみたい。ウッピー吉田の話だと、「あそこは魚いないぞ」 らしいけど、結構釣れているみたいな話も聞くよ。イワナが多いらしい。ダメだったら、他に色々川もあることだしね。じゃあ、午前5時出発で話がついた。アルツのレガシーで行こうとしたが調子悪いので、スパになる。あぁ、今日も接待釣行か?アルツ石川もかわいそうだから、仕方ないか? なんて隣で寝ているヤツを見ながら156号を北上。サークルKで弁当を購入して、午前8時に帰雲城崩落跡という変な石碑の建っている場所に到着。御母衣ダムの下の大牧ダムのパックウォーターはそこ。ルアーマン一人発見。水量は多いが、場所を選べば、川通し出来そう。水位は、石を見たら10pくらい増えているかな?カディスの巣がすごいけど、だいたい出たあとだった。ハッチの頃はいい釣りが出来たかもしれないな。白山のあたりを見ると、まだ雪渓が残っている。8月で三方崩山に雪渓があるのは初めて見た。水は冷たい。こりゃ、水面に出ないかも。と、色々思案している。 石川君はすでに下流へ。いつも下流へ行くのが彼の癖。「本日の予定釣果は?」 と訊ねると、「2匹」 と答える。おぉー。謙虚になったなぁ。オメーも。時々黒い雲がやってきて、パラパラと雨が降ったり、カーと晴れたり、ビューと吹いたり、やりにくい。さて、ウェットの方がいいかな? とりあえずは、ドライで様子を見よう。と事務局長。ベストを探ってドライのボックスを出して驚いた。不要になったフライが入っていたボックスと、昨夜巻いたボックスとを間違えて持ってきてしまった。オーマイガー。仕方ないのでウエットで釣る為にシカケを作り直していると、アルツ石川のロッドが曲がっている。20pのヤマメだった。プールでライズしていたのを釣ったらしい。こいつは釣った魚には興味はないので、坪さんや、事務局長、今枝のようにシゲシゲと眺めたり写真に残そうなんて事は考えないから、ポイっとリリース。デジタルに残す暇も無し。「よかったじゃん」 と言うと 「あんな小さいの仕方ない」 さっきの謙虚さはどこへ行った? 事務局長もシカケが出来たので、石川と別れて上流へ。瀬脇で20pほどのイワナを釣る。足下が不安定だったので、写真はやめて次へ。結構、アタリはあるけど、ヒットにはいたらない。どうも小さいヤツがいるようだ。1時間ほどすると、アルツ石川が上がってきた。「ここ、サカナおらんぞ。1時間やって4回、出ただけだ」 と言う。4回も出りゃ、上等じゃねーか。と思うが、お気に召さないらしい。釣り堀じゃないんだからそんなにパコパコ出ないって。事務局長は、もっとやってみたかったけど、今期最後の釣りになるやもしれない人が、そういうのであれば場所替えしましょう。あなたが好きな、石がたくさんあって、ポイントが判りやすくって、おもむきがあるところ。一色のスキー場から上はどーでしょうか?そこに連れていって上げるから、ドライフライ、1本下さい。と言って、もらったのは、石川君の自信作、リデールの#12 一色のスキー場から上の林道は開いていた。一番奥のゲートまで行き、3人ほどの釣り人を確認。ゲートの下流の2つ目の沢を伝って入渓。次の上がる場所までは、結構な距離がある。釣れなくても行かねばならぬ。伝った沢にもフライを浮かべると、小さいのが出てくる。「おぉー、反応あるぞ。こりゃ本流は結構いけるんじゃない?」と微笑みを浮かべるアルツ石川君。ところが本流は、甘くなかった。全く反応無し。スレているというのもあるけど、活性が低いか? 深い所からは全然反応無し。せいぜいヒザ位までの深さと緩い流れだと出るが、そんな場所に魚がいる確率の方が低い。水量は多く遡上に難儀する。途中から、石川くんに巨大カディスをつけさせて、事務局長は石川君のアリデールで。全然違うフライをつけてみて、その差が出るかどうかの実験。結果は巨大カディスの方が反応が良かった。どういう事かは、各自考えてみよう。石川君は18pの岩魚釣り、事務局長は15p程度の岩魚を釣った。何年も来ていないし、大洪水で風景が変わったので、出口が判らず、迷子になり、やっと事務局長が見つけて林道へ出る。車に戻り弁当を食べたら、午後1時半だった。「やっぱ、石徹白でしょー」 と、言うので石徹白へ。石徹白本流は、ササ濁りが入っていた。上流部の堰堤群へ行くが、水量が多くて、とても釣り上がれる状態ではないし、さっきの一色で難儀したのが頭によぎるから、「やっぱ、下流でしょう?」と、グルグル状態。さすが石徹白、夏休み。人多いよ。ウッピー吉田なげまくりの舞台へ行く。おおーなんかライズしているぞ。「ここ、いいじゃん」 と石川君にほめてもらう。が、釣れたのはやっぱりチビアマゴだった。本日のメインディッシュは白鳥の尺アマゴなので、午後5時半にやめて、白鳥へ移動。ここでも色々あったが、長くなるので省略。結局、赤瀬鉄橋の堰堤へ。堰堤下流に尺狙いの餌釣師発見。よく見りゃそこら中、地元の尺狂いばかり。やっぱり話は本当だったのか。さてやるぞ。と支度していると、地元のアニーがやってきて、仕事の帰り。朝もやった。朝はアタリがあったけど取れなかった。今年はスゴイ。尺は6本釣った。やれば釣れる。フライでも釣れる。絶対釣れる。あおっておいて、「先にあそこやってもいい?」 と、言う。「いいよー」 アルツ石川君は、目がウルウル。「モー、絶対釣れるがしてきたー」 「えらい事になった」 と、にーちゃんの話で興奮している。その流れの中に尺アマゴが結構いることは確かだと思うが、それがあんたのフライをパックリするかどうかは、別問題なんだけど。と、事務局長は結構冷静。そういう事って人生何度もあったよねー。でも、やってみないことには話にならん。本流の尺越えとなると、ヘタなシカケじゃあとで泣く事になる。ティペットは1X、ドロッパーは0Xでどーだ。さっきのニイチャンに教えてもらった流れの筋を丁寧に、ドリフト。雷鳴とどろき、大粒の雨がドバーと降るが、おかまいなし。石川君も大石に乗って、投げまくっている。増水しているから手前のポイントしかやれねーよ。向こうにいいのがあるんだけど、ここからじゃうまく流れないな。オニイは渡って行ける。と言ったけど増水しているからできんなぁ。後ろを確認すると、仕事帰りの地元の車がとまってみていく。暗くても大丈夫。ウエットだもんね。時々、フライを点検。知らずに針先が折れたりしていて、かからないことがあるんだよね。7時まで粘る。何もアタリなし。期待だけは大きかったメインディシュは、ごちそうさま。本日終了。また、来よう。とひそかに思った事務局長だった。