悲しい人々

 

 9月9日() ダック鈴木、ツネキチ、嫁父の馬瀬松谷3人組は、「雨が降ったぞー」 と言ってまた、午前2時に出かけた。が、現地は、大増水。フライのダック鈴木、テンカラの嫁父はもちろんだが、餌釣りツネキチでさえ、竿が出せない状態。狂ったように流れる松谷を見て、ホーゼン。帰る。途中、お決まりの釜が滝で、ニジマス釣って引き上げた。

 

 9月10日()  坪先生、午前3時半に前回のごとく鷲見に向けて走る。暗い中、どうも増水しているようだと思っていたら、不安的中。大粒の雨は降り続き、鷲見川でも、とても出来そうにない。水量の少ない最上流の堰堤の上付近を、ちょっとやって小さいのが出るのを見て終わり。午前7時には、退却した。

 

 9月10日() 忍者今枝君と、コンタクトをとっていた事務局長。一度、彼と一緒に釣りたいと思ってたら、当日忍者は出撃しました。話では鷲見川へ行くようなことを言っていたので、事務局長も午前9時に出かけた。忍者今枝と釣るのは3年ぶりだろうか。と、思いつつ高速をぶっ飛ばして午前10時10分には、鷲見川に到着。さすが1700円だけのことはある。鷲見川を下から捜しても、絶対来ているはずの坪内さんも、忍者今枝君も、見つからない。雨はときおり激しく降り、川はササ濁りで、増水中。上流部なら、やってやれないことはない。今枝に何度も携帯すると、やっとつながり、彼は午前7時に自宅を出発し、濁流の長良川を見た瞬間にヘナヘナとして、忍者今枝くんは、何故か、釜が滝の川に入り込んで、外道のカワムツの入れがかり。だという。「そっちはどう?」 というので、「鷲見の上流をいまからやるところだ」 と言うと、来るというので、それまで長左衛門の裏あたりへ入ってみる。水量は雨が降る前より約20p〜25pは増水しているようだ。水温は12度。一見したところ、渇水から増水で、活性が高まっていると思われたが、全然出ない。フライが、見えないほどの濁りじゃないし、水面に出れない程の増水でもない。一番奥のログハウス風の建物までやって、15pにも満たないアマゴを2匹釣っただけで、不満が残る。なんてったって、事務局長は、先の木曽攻撃2連発でボーズだから、しあわせな坪先生とは、入れ込みようが違うのだ。ドライも#12〜#18まで試し、ウエットも各種使うが、反応はウッピー吉田と一緒くらい、にぶい。よく観察すれば、フライの下まで魚は来ているが、引き返している。魚の活性が乏しいときに見られるが、渇水から増水、水温も12度と、好転しているはずなのに何故だろう。と思いつつ車に戻る。忍者今枝君に携帯すれば、長滝神社付近で睡魔に襲われて寝ていた、今からそっちへ行く。と言うので鷲見唯一の喫茶店 「道」 で昼食をとる。午後1時に忍者今枝くんと合流。二人でアヒルXへ行くことにする。道念滝の上をやりたいと言うが、ちょっと増水しているので滝を越すのが危険と判断。広域農道下のエリアにはいる。田んぼのあぜを歩いて杉林から川に降りる。最近、だれも来た形跡はない。ここで釣れなければ、どこでやっても一緒。雷雲が近づき、大粒の雨が降り出したが、釣りたい一心で、竿を出していくかつての師弟。だが、居三郎屋敷跡まできても、1匹も釣れず。こんな事ってあるんだろうか?大粒の雨が降る雨雲に向かい 「天は我らを見放した」 と立ちすくむ事務局長。トボトボと車に戻り、事務局長は、アヒルY谷へ行ってみることにし、忍者今枝君は、再度、鷲見川最上流をやってみることにして別れた。アヒルY谷に入った事務局長だったか、状況は変わらず。やっぱり魚が怠慢で、浮いている魚の前にフライが流れると、フラフラと逃げていったり、何度も流し、あきらめて立ち込むと、魚が走ったりした。前回の木曽の十王沢と一緒じゃないか。なんとしても1匹釣りたいと思ったが、気持ちが萎えた。アヒルY谷をあとにして、忍者今枝君を捜すと、彼はウェイーダーを脱いでいた。聞けば、やっと15pにも満たないアマゴを2匹釣っただけだった。しばらく話し込んでから、午後5時半、鷲見をあとにした。