ヒマなダック鈴木の泣き尺岩魚

 

5月9日(水) 午前10時、事務局長に携帯メールが届く。見ればダック鈴木が、仕事ヒマなので、釣りに行くとの事。まじですか?毎度のことだけど、オレも行きたいよ。去年なら行ったけど、今年は諸事の理由で出れません。これまた毎度の事だけど、ウッピー吉田、アルツ石川、坪先生にチクリのメールを出す。オレだけ悔しい思いをするのもシャクなんだよーん。

 夜、事務局に現れたダック鈴木。そこで幹部が検分。正確に計って29.5pでした。生きていれば尺あったでしようね。しかし、それはそれ29.5pが公式記録です。そういえば昨年も29.5p釣っているなぁ。いいなぁ。うらやましい。

 ダック鈴木の話では、郡上ラボのライズを取りに行ったけど、濁りがあってライズは無かった。しばらく見ていたが見込みなさそうなので、馬瀬川へ行くことにした。場所はパスカル清美から下流へ約300bほど下った所だそうだ。といっても道路で、の話。川はクネクネ曲がっているので、ドコとはいいがたい。それで、道路を300b下ったあたりらしい。入ってすぐに小さい岩魚釣り、リリース。その後、こいつがヒットした。得意の地蔵釣り釣法はアヒル倶楽部で右に出る者はいない。というか、本家本元宗家なんだ。この釣り方を命名したのは、事務局長。場所は阿智川支流の本谷川。いまでもその時の写真があるよ。

 地蔵釣りはフライフィッシングとかけ離れた釣り方なので、本人もあまりおおっぴらにはしたくないらしい。そのスタイルから、魚が出てきて食べるまで見えてしまう。今回は、底の方からウネウネとやってきて、横くわえにして潜っていった。ウネウネと上がってくる時にすでにデカイと思ったダック鈴木。魚がフライをくわえて反転して帰って行き、底についた時にあわせる。アワセだけが問題。びっくりした岩魚は、大暴れ。流芯に突入。昨夜の雨で増水気味の本流をデカイ尾ヒレにモノを言わせて、グイグイひく。「ちょっとあせった」 とは本人の弁。まぁ、尺程度ならかかってしまえば、問題はない。#5の8ftのレビュー。ティペット6Xあるからね。やがて岩魚はダック鈴木の足元へ。無事取り込み成功。その後18pから20pの岩魚が数匹程度釣れるが、すべてリリース。午後3時に終了。

 午後7時に事務局に現れたというか、呼ばれたダック鈴木。事務局長、オヤジくん、坪先生、山本鱒師らの取り調べを受ける。オシリから出ているのは、なんとカエルの足の骨だった。釣ったフライは、これまた郡上ラボで事務局長にバカにされた、ロイヤルコーチマン赤無しリボンちゃんの12番でした。

 坪先生に、「ここちよい疲れ?」とたずねられて、「ううん」と首を振るダック鈴木。「尺なかったから悔しいの?」と事務局長に聞かれて、「本当は郡上ラボのライズがやりたかった」 「こんなもん、ただ釣ったに等しい。たまたま魚が大きかっただけだ。やっぱりライズしているのを狙って釣るのが、本当にフライフィッシングしていると思うで。こんなもん別にフライでなくても釣れる」 と言って、3本目のビールを飲み干して帰っていった。

にくいね、このー。事務局長も35.5pのアマゴ釣ったとき、そう思ったモンね。なんかこう、充実感というか達成感がないのよね。うれしいことはうれしいんただけどね。