アヒル倶楽部体験入部?

 

6月9日() 事務局長の職場に、佐藤くん(27歳)がいて最近知ったんだけど、彼の趣味がブラックバス釣りで、フライフィッシングもやってみたいけど、教えてくれる人もいないから。なんて言ってるから、事務局長が「そんなら、やってみるかい?」 という話になって、昼休みにキャスティングの練習させたり(2回)、土曜出勤時にエルクヘアーカディスを巻かせたりして、とうとう石徹白デビューとなりました。装備一式用意して、午前7時に出発。メダカで日釣り券を購入。ブラックバスではいらないけど、「それが、マナーですよねぇ」 というから、むーん、おぬしなかなかじゃな。石徹白までの車内では、始めに過度の期待をせぬように、「まー、釣れることはないよ」 と、先制パンチを入れたけど、「ビギナーズラックで釣ります」 と燃えているのを、「まともにフライが流れないし、色々トラブルがあるのが初めての日だから、釣りにならない。よってビギナーズラックは期待しない方がよい」 と師匠の冷たいお言葉だけど、本当だからしかたなし。

 午前9時半に石徹白到着。先週と比べると、釣り人は少ない。若干水は多い気がするげと、まーなんとかなるでしょう。天気は最高。オートキャンプ場前あたりの分流に入ることにする。ロッドとリールをセットして、自分で巻いたエルクヘアーカディスを付けて出発。師匠である事務局長に、川にはいるときの注意や、基本的なポイントの説明を受けた佐藤君。「それじゃぁ、釣りなさい」 と、言われて送り出された。始めに、色々言われても、何が何だか解らないから、とりあえず、実際の釣り場でキャストしてみる。毛針を流してみる。すると、自分のイメージと随分違うし、色々トラブルが発生するから、そこから覚える。つまりは、釣りの前から覚えるんですよ。言われたところに流せるようになったらというか、落ちるようになってから、教えればいいんです。事務局長のレッスンはこういった感じで始まります。ところが、佐藤くんを見て、ビックリ。今まで、色々な人に教えてきたけど、佐藤くんが一番飲み込みが早い。もう、2.3回は来ているような感じがする。これは、本当に釣るかもしれない。と思った。今日で、フライロッド持つのは3回目で、実際に川に立つのは初めてとは、とても思えない。これは、本当に釣るかもしれない。釣れないまでもライズするかも? と思ったけど、当日の石徹白は天気最高、水温適切、釣り人少なし。なのに、渋いぞ。事務局長にも1度も出ない。走る魚も見えない。魚のやる気無し。降りてきた餌釣りさんにも話を聞いたが、サッパリらしい。ここで粘ってもしかたないので、一度場所替えして、昼になったらカレーを作って食べよう。と言うことでも今度はアヒル倶楽部通称・オサムテトラに行く。ここで、佐藤くんが、流したあとで師匠が21pの美形のアマゴをしとめる。佐藤くん初めて見るアマゴに、いたく感激。「めちゃくちゃ、きれいな魚ですねぇ」 「これは、鮭の仲間というか親戚なんだよ」 と、ちょっと講義して、「昼に焼いて食べてみなさい」と言うと、「自分の分は自分で釣ります」 と言う佐藤くんであったが、残念ながらライズは一度もなかった。先週、焼肉した場所に移動して、今日はアウトドア定番のカレーライス。佐藤くんが担当。会社の製造指示書を改ざんしたカレーライス製造指示書を笑いながら見て、作る佐藤くん。上手に出来ました。合格です。カレーが出来るまで、イチマのケーチャンをフライパンで焼いてビールを5本、酎ハイ2本飲んで、事務局長が釣ったアマゴを半分づつ食べて、佐藤くん気分は最高。いつもより少ないけど酔っぱらい、草の上にブランケットを広げてお昼寝。

 そこへダック鈴木夫婦と、お荷物のウッピー吉田到着。「俺達のメシがなゃーがゃ」 とブーたれて、何故か東南アジアのインスタントラーメンを「からい、辛い、カライ」 と言いつつ、食べてから、午後3時に、上流の堰堤群に行ってしまいました。  

 こちらも、熟睡中の佐藤くんを起こして、板倉谷合流付近に行くけど、状況は芳しくなかった。なんとか、釣らせてあげたいと思った事務局長は、石徹白から、桑が洞に移動。桑が洞なら、小さいがアマゴが結構いることは、調査済み。午後5時に桑が洞到着。早速入渓。小さいが、初めて佐藤くんに出た。こっち向いて「出ました、出ました」 と興奮する佐藤くん。アワセなきゃだめだよ。というと 「アワセるんですか?」 うーんルアーはガツンとくるけど、ドライフライは、目に最初にアタリが飛び込んで来るんだよ。跳ねたらアワセる。と言うと、「そーか」 次は釣ります。というが残念ながら次は無かった。暗雲立ちこめて、いまにも土砂降りになりそうな感じ。パラパラと落ちてきた。今日はここまでにしよう。初ヒットは、次回に持ち越しだよ。君なら、お世辞抜きで、今度は釣れるよ。と言うと、「今度も誘って下さい」 「あぁ、いこうな」 と言いながら、後かたづけ。

 帰路の途中、午後7時半。ダック鈴木組が、石徹白のイブニングのホンの短い間に、魚が沸いて、3人で31匹の釣果と携帯メールで知り、ショック。ダック嫁が、25pの岩魚釣ったと聞いて、やっぱりウッピー吉田より、うまいんだ。と妙に感心する。彼女は、釣りのセンスはウッピー吉田よりは上だもんねぇ。あのまま、石徹白にいれば、佐藤くんに釣らせてあげれたかもしれないなぁ、と思うやさしい、事務局長でした。

この佐藤くん、デビューは、アヒル倶楽部ビデオに収録しました。