坪マル君、ひとりで石徹白に行く。

 

6月20日(木) 午後から石徹白へ。
 アメダスの積算雨量を見て72時間でだいたい90ミリぐらいであることを確認、川の水位も下がりつつある。釣りにならないほどではないと予想して出発した。
 まず峠川のC&Rで軽く竿を出してみるとあっけなく16センチぐらいのイワナが釣
れた。魚の活性は高いようだと信じて本流へ。ところがまるで反応がない。釣れたと思えばちびアマゴだ。まずいな、大きいのが釣れる予定でさっきのイワナは写真も撮ってな
い。結局6時まで粘ったがそれだけだった。こうなったら帰るのが少し遅くなるがイブニングにトライだ。どこでやるかウロウロしたが結局以前に局長や伸悟とニョロニョロをやった堰堤上に決めた。6時45分くらいになってやっと少し虫が飛び始めたが、話に聞いたのとはずいぶん違ってライズも起こらない。待ちくたびれて竿を出してみるとほんの5分くらいで記念すべきイブニング最初の一匹が掛かった。写真を撮り、サイズを計ろうとしてメージャーを捜すが見つからない。せいぜい18センチくらいだとは思うが時間がもったいないので釣りに戻った。いつの間にか虫が飛び交っているがどうやらハッチではなく産卵のよう
だ。飛んでいる虫が水面にお尻を付けまた飛び上がっていく。ライズを発見したので少し上へ流すと一発で出た。ところがネットの寸前で痛恨のナチュラルリリース。辺りは薄暗くなってきてフライの交換ももどかしい。ライズはなくてもさすがに魚の警戒心が薄いらしくその後約30分で3匹を釣った。写真も撮らずサイズも計れずあわただしく次の魚をねらってキャストに向かう。
なるほどこういうことだったのか。イブニングの釣りは時間との勝負だが、スリルも大きいことが分かった。これもまた一種の麻薬に違いない。どうやらジャンキーになってしまったようだ。

 

アヒル倶楽部事務局談話

こういうこととは、まだ、まだ、です。こういう事の本当の意味はもっとずーと先にありますよ。この釣りでは、こういうことかと解っても、それが次に全然違うんじゃないか? と思いそして、また、やっぱりこういうことかと思うけど、それは初めに思ったよりはもっと違った意味でそれを理解するんですよ。タイイングしかり、キャスティングしかりです。そして、実際の釣りでもですね。