白状した根尾東谷の結末は?(アルツ石川単独釣行記)

 

 これは、8月5日の荷暮川に行く途中の車内で、アルツ君はポツリと漏らしたのを、問いつめて白状させたのです。アルツ石川君は、月末の月曜日だというのに勝手に休んで、ひとりで根尾東谷に行ったということです。なぜ、根尾なのか? それは行ったことがないからですって。

 

 7月30日(月) 前日の日曜日も高山で展示会にかり出されて休日出勤のブラ君。なんとなく遠くに行きたい気分。で、ズル休みして根尾なんです。今回は、根尾の東谷に行きました。根尾は好きだね。解禁当初は必ず「根尾に行こう」というもんね。釣果全くないけどねぇ。で、昨年のことすっかり忘れて、毎年解禁当初に「根尾行こう、行ったことないからなぁ」とアルツハイマーなのね。いいね、毎年、行ったことないとこばかり行けて、うらやましいよ。

 で、東谷はどうだった?  というと、西谷は結構険悪なことで有名だけど(黒津のあたりが、怖い) 西谷はダンダラリンの里川の渓相らしい。これは本人が言うから、本当はどうだか知らないよ。そのダンダラリンで入渓しやすい川に入り、50メートルとりあえず釣ってみる。アルツ君と一緒に釣ったことがない人のために解説すると、まー長いが聞いてくれたまえ。フライをはじめてすぐにアヒル倶楽部・松本支部長として現地に赴任した彼は、ろくな技術も知識もないままに、松本周辺の渓流を釣り歩いた。その当時、松本市内を流れる用水なんかにも、たいそうな岩魚やヤマメがウジャウジャいて、今から思うと、パラダイス。ちょっと山間部に入れば、50メートル釣る間に10匹は釣れた。これは本当。だから彼は、50メートル釣り上がってみて、魚が釣れる、もしくはライズがあった。となればそのまま釣るが、何もないとなると彼の結論としては、魚がいない。もしくは、このエリアには魚がいない。ということになる。これは現在においても彼の指標になっている。

 アルツ石川が今回、根尾東谷を釣ったが、それは50メートルの細切れを幾度となく繰り返したに過ぎない。だいたい入渓地点に魚がいる川なんて、滅多にないでしょう。

それと、橋から覗いて、魚の姿が発見できなければ、「この川、魚がいない」になる。当時の松本周辺は橋から覗けば、岩魚が泳いでいるのが見えたのよ。それで、現在も彼は橋があると必ず覗くし、橋からも釣る。(これは数々の釣行記で実証済み)

 話を元に戻して、東谷の最終部落の越田土から、林道を通って、根尾西谷に出る。これで、あの黒津の怖い林道を通らなくて済んだ。そのまま能郷白山の横を通って温見峠を降りて福井県。温見川も50メートル細切れ釣行するが、釣れない。ときたもんだ。

で、それからは? 大野市に出て、九頭竜をさかのぼり白鳥へ。156号で帰宅となりました。「いったいあなたは何をしに行ったの?」との問に、お盆の予行演習とお答えになりました。「それにしてもなんで、釣れないんだろう」 との問いかけに、「あんたの釣り方が悪い」と言っても、わからないだろうから「魚がいないんじゃないの?」でシメにしておきました。おのおの方も、もう一度客観的に、ご自身の釣りスタイルをチェックしましょう。