ケーチャン探索の旅に出た事務局長 (ちょっと長いよ)

 

 

9月1日() 先週釣りをドタキャンした夏バテも快方に向かい、ロングランもこなせるよという体調に戻った事務局長。今回は岐阜のケーチャン探索の計画。最近AC部内でも、高鷲のケーチャンがなんたらこんたら、いやいや、イチマのケーチャンが絶対だ〜。オレは堅い鶏肉のほうが味があっていい。なんていうケーチャン話題があるから、それじゃぁ、一丁買い込んで試食会をしてみたろか。ということにして、現物集めの旅に出た事務局長。最近、ネットでお知り合いにならせてもらったクリフ氏からの石徹白BBQ大会のお誘いもご無礼して走ることにした。

 午前5時には絶対出発するモンネ。と、心に決めていたが、寝坊して午前6時40分出発。早く行ってもお店が開いていないモンね。と言い訳をする。せせらぎ街道に入り、明宝村畑差にある桔梗屋にて、鶏ちゃんをゲット。ここのおばあちゃんが作っている。(ケーチャンに関しては別にページを作りますから、詳しいことはそっちを見てね)

 坂本トンネルを抜けて馬瀬川の大原に出た。気温は18度だよ。「秋だよ」と独り言。さすがに馬瀬川は釣人が多い。松谷合流より上流は鮎はいないのに、鮎かけか?と思うほどの釣り人。馬瀬川もやってみようと思っていたが、やめた。

川上川編

 そのまま西ウレ峠を降りて、川上川へ突入。川上川は昔よく通った。渓相も良いし、源流から高山まで、変化に富んでいるし、魚も多かったから、新人にフライを教えて連れて行のは川上川だった。だから弟子のほとんどは川上川の岩魚が初物である。

 午前9時半に、むささびの前にある中村さんとこで、日釣券を購入。1300円?そんなにしたっけ?上流に戻って、昔よく行った場所を釣ってみることにする。各所をアルツ石川のように、各駅停車で釣る事にした。支度をして入渓。「?」 「ちべたいぞ」 一応水温を測るとなんとまぁ、10度ちょっとです。こんなに冷たくてもいいのでしょうか? あとは魚の活性しだいですな。足元からワシワシ、チビッコが走る。目の玉クリクリのチビッコヤマメ。めちゃくちゃ放流されているみたい。それを狙ってアオサギがこんな上流まで来ている。これはアオサギさんにとってもご馳走だからねぇ。と、このあたりでは余裕かましています。本日はバンブー使ってます。おおらかな釣りをします。ドライフライを使います。昨夜巻いたお気に入りの、でっかいイスピナー使います。だって、これで釣りたいモン。今日はそういう気分なの。しかし、うるさいくらいに出ると思っていた稚魚が出てこない。うーんやっぱり10度は冷たいか? ポツポツ出てくる稚魚を釣っては放す。おいおい#10のでっかいスピナー食べるな!。いい型は石の下で寒い寒いといって寝ているのか? こういう時、餌釣師と一緒に釣るとよくわかる。絶対にいるというポイントにフライを何度も流したあと、沈めたブドウムシで一発なんてことザラにあったからね。

 予定のコースを終えて、ちょっと下流へ移動。またそこでも、チビッコ多数。またまたコース終了。下流へ。を繰り返してとうとう学校裏まで来てしまった。釣れたのは15p程度の岩魚3匹。フライフィッシングらしくない釣り方(ラインが出ていない)だからちょっと不満。

 下流の昔通ったアヒル倶楽部通称、ベロン淵(大岩魚がベロンと出たとダック鈴木命名)に行くが、やっぱり夕方でしょう。と自分に意見して立ち去る。

 目的のケーチャンも3種類買った。そのうちの2種は近所のスーパーでも見かけるものだった。どこのおぱちゃんも「おいしいよ」と言いました。

アルツより着信

 川を見ながら弁当食べていたらアルツ石川より着信が入った。「どこにおるの?」

「川上川だよ。ブラ君は?」 「名古屋。今、仕事終わったところだ。明日は行けないから、今日行きたい。今から自宅に帰って支度して高速飛ばして行くから、石徹白に午後4時ね」 「・・・・・・・?」 なんで? どうやら、石徹白のあの谷に入ろうという事か。行ったことないしな。いいねぇ。行こうぜ。一人じゃ、あの谷は危ないし、この時間からは怖いからな。

小鳥川上流編

 宮川漁協管内は広いなぁ。荘川へ行く途中の小鳥川上流へ入ってみよう。以前マモー君専用釣り場だったなぁ。彼、どうしてるだろう?元気にしてるかな?

 この小鳥川上流は長いこと釣りしてるが入ったことはない。吉田川のように谷が深いし、岸にネコヤナギが生えていて釣りづらい。だからマモー君のようにパワーがあるヤツじゃないと入れない。その分よく釣れたらしい。

 適当な降り口を捜してみるが、見つからない。やっと見つけた谷に沿って降りる。ここも大水が出たあとが伺える。あれほど繁っていたネコヤナギは無くなっていて、やり易すかった。ここの水温も正午だというのに10度でした。稚魚いっぱいです。対岸の岩盤の下からユラユラと上がってきたいい型の岩魚を早アワセで失敗して戦意喪失。魚のやる気のない時のアワセは、ゆっくりしましょう。いい渓相なんだが、ゴミが落ちているのは飯場の連中が上からポイポイ捨てるからか?民家はないからそうとしか思えないぞ。バカヤロー。出口がないからドンドン進むしかない。やっと登れそうなとこがあったので脱出。林道をあるいていると、珍しい白いツリフネ草があった。ホント珍しい。

石徹白編

 イチマのケーチャンを買うために荘川へ向かう。一色川合流にある三島酒店の製造元でイチマのケーチャンゲット。30年前から作っているらしい。やっぱりここが元祖か?

本流や一色川は釣り人で混んでいた。フライマンに聞いたが、釣れないらしい。で、素通りして、御手洗川もやってみようとするが、ここも素通り。ひるがのに出て鷲見川へ降りる。親類に用事を済ませて、サンエイというスーパーで高鷲のケーチャンとブロイラーケーチャンゲット。ケーチャンは6種類になった。白山豆腐もゲット。これも煮て食べるとウマイ。

 午後4時にアルツに携帯すると石徹白にまもなく到着らしい。こっちの方が遅れている。あわてて桧峠を上がる。石徹白スキー場の駐車場でBBQに興じているクリフ氏やお仲間のお姿を拝見したが、アルツが待っているので、あとで寄ろうとそのまま行く。

 目指す谷の手前で本流を釣っているアルツを発見。声をかけて、一緒に目指す谷に向かった。午前中お仕事で、明日も尾鷲に日帰り出張に行くというアルツ君を哀れに思い、先行させる。本流との入り口付近で20p程度の岩魚を釣るアルツくん。さい先いいではないか。この谷に入ったのはアヒル倶楽部ではオヤジ君のみだが、第2堰堤までだった。地図で見ると奥が深い。前々から入ってみようと相談していた谷だ。

 すぐに第1堰堤。左の草むらをよじ登る。そしてしばらく行くと第2堰堤があった。その間、魚は出なかった。第2堰堤は右から越した。堰堤を越して川に立つと走る岩魚が見える。「おるぞ」 とアルツ。しばらくして倒木の影から24p程度の源流岩魚を引きずり出したアルツ君。これで、明日、尾鷲に特攻しにいけるね。「この谷いいじゃん」 と、アルツ君。でも、釣り人が入っていない谷なんてこの世に存在しないから、たまたま運が良かったくらいにしておかないと、過度の期待を持って次回入渓したときに落ち込むよ。その岩魚をデジカメしようとしたら、なんだか、細長いひものようなモノがオシリから出ている。「ぎょえー。ギョエー。魚影」とアルツ石川君。「寄生虫だぁ∞△▲○@#※←↑↓」何言ってるの?こんなの大したことじゃないじゃん。と、事務局長。よくある話しだよ。「こっち見せるな。こっちにやるな」 と、アルツ君は大慌て。「体に入るがや」 「?」 たぶんだけど、これはハリガネムシという寄生虫だよ。よくカマキリのお腹にいるヤツ、だけど、産卵は水中じゃないとダメなんだって。だからその時が来ると、カマキリから離れて水中へ入る。そして産卵。卵は0.04mm。これがカワゲラとかに食べられて、第1宿主。そりカワゲラが羽化し、カマキリに食べられて、カマキリの中で成虫になる。めんどくさい生き物。人体に寄生の例は北海道で97年に報告があったらしい。渓流を釣っていると、よく見かけるけど。色々調べたら、魚には寄生というのはないみたい。だからイワナが誤って食べたというのが正解みたい。たまらないハリガネムシは、肛門から脱出を試みているという訳だ。

 しばらく進むと、両岸が迫ってゴルジュ帯の渓相、落差もきつくなってきた。時刻は午後5時半。もう限界だ。この谷を脱出する。

 本流に戻ってそのまま釣り上がる。しかし、さすが本流。出なかった。アルツ君は例のごとく嫌になり途中で戻ったみたい。事務局長はそのまま進む。出渓口が近くなった頃に、本日初めてウエットに変更。石の上からザブンと入ったら、思ったより深かったために慌てて沈する。デジカメはビニール袋に入っていたが、水が入り動作不良になった。電池を抜いてバンダナにくるむ。

 午後6時半に終了。アルツ君が美濃の柳家でニョロニョロを食べようというから帰った。スキー場のPを見たら、お車は停車していたが、お姿が見えなかったから、釣りに行っていらっしゃるのだろうと思い、心残りではあったが、そのまま石徹白をあとにした。走行距離は300qを超えていたが、よく考えると貧果であった。