さらなる悲劇が…

 

 

9月15日() しあわせになるはずだった前回の白峰計画で、ガックリきた事務局長。その傷跡は深く、心の支えも失って戦意喪失していたところに、アルツ石川よりメールが入った。それは、岩魚パラダイス計画があるとの話であった。

 

 話せば長いが、どうやら万波川という川へ行こうという。どこにあるかというと、これがメチャクチャ遠い。ほぼ、岐阜と富山の県境なわけ。これは行くしかない。との力説。岩魚パラダイス計画に、コロッと参ってしまった事務局長。レガシーは燃費が悪いから、あんたの車で行こうね。そんでもって運転してね。なんてったってバラダイスだからね。とのセールスにも、乗ってしまった。しかし、午前3時出発だけは、がんばって午前5時にしてもらった。だって、最近、アホな会社で疲れているモン。

 がんばって午前5時にアルツ石川の自宅へ行き、携帯ならすが、出ない。数回ならして、やっと出る。まだ、寝ていたらしい。午前5時半に出発。天気は午前中しかもたないらしい。高速を使って清美インターまで行き、小鳥ダムを下って国道360号で宮川を下る。途中からは、国道とは名ばかりの道。人家なし。すでに130qを越えていた。

 車内で、万波川の事をたずねると、「行ったことないから知らない」 とのお答え。じゃぁ、どうして岩魚パラダイスなの? というと、「地図をみて、確信した。こんな所まで来る釣師はそんなにいない。地形からすると、高原を流れるフライ向きの川といったかんじだな。釣りのガイドブックでは、下流域が載っていたが、下流から入るなら富山まで降りなくてはならない。それは無理だから、打保から林道で万波川上流に出る。そこはパラダイスだよ」なんてことを言って、「きっと」を、 付け加えられた。要するに、このロングランはアルツの思いこみだけなんだ。と気がついたが、もう遅い。まー彼の言うことにも一理あるから、ひよっとして、岩魚パラダイスだったら、こんなうれしいことはない。と、傷ついた釣師はハンドルを握りながらそう思った。

 やっと打保の部落にたどり着く。小さな谷に沿って林道が延びている、ひと山越せば、万波川だ。標高がグングンあがり1250bになると、ちょっと紅葉していた。それだけ一気に上がったのに、降りない。標高は1100bの緩やかな高原に万波川はやさしく流れているはずだったが、

そこは、黄色いユンボの天国だった。

どうやら、3年前の集中豪雨で万波川は壊滅していたらしい。誰も住んでいない高原なので、ユンボでやりたい放題。お決まりの三面張りの用水河川に生まれ変わろうとしていた。そこに1台、名古屋ナンバーのオフロードが止まっている。フライマンだ。貴方も、地図だけを頼りにパラダイスを求めて来たんでしょう?だって、知っていたら来ないモンね。彼は唯一残った、小さな小さな谷に入っていきました。

 

 いったいどーしてくれるんだ?と事務局長。まー、アルツが悪いわけではないけどね。「お客様、こういうこともあろうかと、第2弾を用意しております」 と、アルツ石川。それはというと、利賀川の源流に行こう。水無川へ行こう。との事。これまた地図を開いて、アルツがナビをして、山越えの林道に入るが、ここもまた先の豪雨災害で林道の改修工事中。で結局通行止め。この時点で、事務局長は、あきらめた。さあ、どうする?

「当然、第3弾はあるんだろうねぇ」 というと、「しかたないから、森茂川にしようか?」との返事。でも、森茂峠もきびしいよ。雲行きも怪しいから、土砂降りしたら、出て来れない。との理由でキャンセル。この時点で午前11時。まだロッドは出していない。

 業を煮やした事務局長は、「庄川に行く」 と実権を握る。とにかく宮村を脱出したい。

ぶっ飛ばして、牧戸の半野田に到着。庄川は結構な水量と釣師がいっぱい。半野田で山家のケーチャンを購入。野々俣あたりで、弁当を食べる。雨が落ちてきた。

 156号を下って、高鷲村へ。帰り支度バージョンに突入。しかし、何もせずに帰るのもシャクだから、渓相がいい猪洞谷へ行く。2つ目の橋から入って次の堰堤まで釣るが、チビ岩魚とチビアマゴだけ。そのうち、本格的に降ってしまい、The End

 鷲見のサンエイスーパーで、高鷲のケーチャンと何故か売っていた関のケーチャンを購入。そのまま帰る事にする。白鳥で前が見えないほどの土砂降りにあうが、大和では全然。時刻は午後2時半。内ヶ谷でもと思い、峠を越す。上流部でやってみようか?と言っていたら、またまた降ってきたから、本当に帰ることにした。帰宅は午後5時。約12時間の釣行だか、釣りをしたのは、高鷲村で、ほんの40分程度。走行距離は400q近かった。

オレはいったい何をしにいったんだ?

 

そうとうに疲れた。