2002/04/13 

寒さこらえて、雨を耐えて、風邪ひいて

  

4月13() 白鳥から高鷲にかけて、結構餌釣りで釣れている。11日の釣行は、本日の下見でもあった。餌釣りのツネキチがそれに挑戦したい。長良川沿いの住民は、ほとんど釣りキチ。そして川魚が今でも売買されていて、半プロの職漁師も成り立つ。郡上漁協の放流量を見れば、桁外れ。しかし大半が稚魚放流。その稚魚がちゃんと育つ。でも、圧倒的に釣れるのは地元のプロ達。

郡上漁協の日釣り券が500円と安いのは、一説によると、「町から朝も早よから、ござって、アマゴハエを3匹ほど釣っていかれる、かわいそーで、とても500円以上もらうわけにはいかん」とか何とか。ここでいうアマゴハエというのはシロハエのようなアマゴで、郡上ではそんなのを沢山釣ってもバカにされるだけなんです。その難易度の高いお魚に挑戦するという。でも、40匹もプロが釣っている程釣れているなら、初心者でも10匹は釣れるんじゃないか?とも思ったりもする。

 さて、もう一人の餌釣師、山田伸チャ。彼は毎度貧果で、忘年会・新年会でも、「あんたの釣りは、時代遅れだ。ウブな魚が沢山いた時代と違う」とか何とか説教されて、かわいそうに思った事務局長が、バイブルでもある、「釣聖・恩田敏夫」を貸し出し、熟読するように指示。最近会ったときは熟読し、郡上釣りの奥深さに参ってしまっていた。伸チャに白鳥のアマゴに挑戦しに行く。と誘うと、何でも今回行くと3週連続になるから、オカーチャンが怖い。らしい。本人はものすごーく行きたいが、それを隠すクセがある。まー、何とかしてね。とこっちはツネキチと連絡を取り合って、土曜日、午前3時出発の段取りを整えていると、伸チャから、事務局を通さず、ツネキチに直接、「行く」との連絡。かくして、AC餌釣り部隊と、ツアーコンダクターの事務局長は午前3時から156号を白鳥に向けて突っ走る事になった。

 午前5時に白鳥のメダカ釣り具に到着して、日釣券とキンパク・ブドウムシ・ミミズなどを購入。ショウ淵に向かう。気温は0度。快晴。水温5度あるかないか。水位は木曜日より20p低かった。風が少しあって、余計に寒い。周りは霜が降りていた。ショウ淵の頭から、餌釣り達は釣っていく。フライの事務局長は、淵のプールへ行き、ムダだと思うが、ウエットのダウンクロスとルースニングなんてする。アタリ無し。伸チャが橋の下で1匹12pのアマゴハエを釣ったが、リリース。対岸に軽トラックが止まり、地元の釣師が出てきた。このお方の釣りはすごかった。カミソリのような切れ味の釣りで、こちらの餌釣師2名が12p1匹なのに、6匹以上。中には25p?と思う様なのも、アワセと同時に、水中から抜かれて、腰のタモに跳んできた。事務局長は早々にあきらめていたから、土手に上がり、この地元の釣師の釣りを見学した。ものすごくしなやかな竿で、ちょうど、スペイキャストのような感じに曲がる。竿より長い糸は、スーと飛んで、いわゆるクイ波にスポッと入る。2回流して終わり。しかし、粘るところは粘る。どーしてそこは2回で、そこは10回流すのか? 圧倒的な腕前を見せて、さっさと軽トラックに乗ってこれまたものすごい勢いで、去っていった。

 さて、時刻も8時になり、移動する。まだ寒いが、今日は気温上昇5月の天気ということだから、この先状況は良くなるに決まってるね。でも、釣師は多い。移動しても人の後を釣らなければならないが、さっきの達人を見て、勉強したACは、何となく釣れるような気になってきた。

 北濃あたりに降りて、早速釣る。ここでツネキチ待望の1匹。18pのアマゴだが、彼にしてみれば、難易度の高い郡上アマゴ。体高があり、美形。「これで、山田伸チャに勝ったな」 と事務局長。だって、伸チャはことごとく連敗は、過去の釣行記見てもらえばわかります。しかし、今年の伸チャは違った。あの「釣聖・恩田敏夫」バイブルが効いたのか、彼の魚籠には2匹のアマゴが入っていた。でもサイズは16pだったが。それでも伸チャいわく、「20pくらいのも釣ったが、タモで受けようとして失敗して落とした」とのこと。さっきの達人のマネをしようとしたのである。

 また、移動。立て壁の淵付近に入る。ここは上流部なので水温は若干低い。アタリ無し。しかし、ツネキチ君、「ここは絶対にいる」と粘りに粘り、16pを1匹追加。2対2であるが、全長でいくとツネキチリード。山田伸チャは、釣りはそこそこに、フキノトウをゲットしていらっしゃった。

 ちょっと早いが、お昼にする。森美屋という村のスーパーに行き、その店の自家製ケーチャンを購入。なんとキャベツをサービスしてもらった。立て壁に戻り、あぜ道で、焼いて飲んで笑うつもり。しかし、なんだか曇ってきた。風も出てきた。ガスが消えそうになる。そのうち冷たい雨が降ってきた。ケーチャンはすべてフライパンに入れた。火は風にあおられて、なかなか焼けない。雨はひどくなってきた。このままにも出来ないから、なんとか焼いて食べて、飲んだ。笑いは無かった。

 困った。ちょうど白鳥に来て見えた双子のパパさんに携帯すると、越佐あたりは降っていないそうだから、下流に行こうぜ、という話になって、越佐堰堤に行く。そこで、双子のパパさんと初顔合わせ。ストーンのハッチが起こって、ライズが増えていた。パパさんが降りていき、すぐにヒット。

 パパさんに別れを告げて、さらに下流へ。途中で、ビール購入。大和町の釜淵上に行く。宴会のやり直しだよ。体も冷えたからカップラーメン食べたい。またガス点火。しかし、また曇ってきて、雨がザーっと降ってきた。なかなかグラグラ沸かないので、しびれを切らせて、事務局長が注ぐ。5分待ってもシコシコ麺のぬるいヌードルはおいしかった?

 さらに下って郡上ラボ前。なんとなーくライズがあるが、シロハエっぽい。でも、まともにやっていない事務局長は、シロハエでもいいや。と思い降りていく。伸チャも餌釣りで流れ込み付近わやるという。ツネキチはダウンして車で寝ていた。また、雨が降ってきた。すると、なんだか、ライズが増えた。ハッチしているのは見かけないが何を食べているのだろう。あっアマコだ。えらいこっちゃ。

3回出て、かからず、4回目にちょっと遅アワセしてヒット。ぐぐぐっと引いてヘロッと外れた。双子のパパさんに携帯して、ご一緒する事にした。しかしパパさん到着時は、ライズがしぼんでしまった。パパさんスンマセン。パパさんとお話ししていると、上流の伸チャが帰ってきた。見れば24pと22pをぶら下げている。24pはすでにハラは抜かれていた。それを見た事務局長は、「胃袋探せ。局長命令・会長命令だ」と指示。探し出してストマック見ると、テンコモリ。コカゲ・マダラ・ストーンなどのアダルト、スティルボーン、カディスピューパ、ラーバ、ヒラタのニンフ、大型のブユとサナギの抜け殻、初めて見たがヒラタドロムシ、そして桜の花びら1枚。22pの方はシラメじゃなくてアマゴっぽかった。こっちの胃袋はあまり入っていなかった。ライズしぼんじゃったから、お詫びに、くだらない、アヒル倶楽部列伝をパパさんに語って、またまたパパさんと別れる。

 八幡に、はいるとまた雨が降ってきた。本日はもうダメと判断して、アルツの長トロでウエーダーを脱いだ。なんだか、今日の山田伸チャは伸チャじゃなかったなぁ。事務局に帰還すると、ウッピー吉田や、ダック鈴木が待ちかまえていて、伸チャの釣果を見て、びっくり。地震でも起きないといいが。と心配していた。獲物は、伸チャのライバルで、今年ピヨ。の坪さんに進呈することになった。

 しかし、その後、あの状況の悪い白鳥の本流で、半職漁師達は25匹程釣っていたらしい。と、聞いた。何でそんなに違うのかねー。

 

この後、事務局長は熱だして倒れて、日曜日パーになってしまった。餌釣り恐るべし