2002/06/27 

永遠のライバル激突というとカッコイイけど。

 

6月27日(木) 午後に伸悟と板取へ行った。まずはその成り行きから(釣れてないもんだから書くことがない)。


 話はさかのぼって前日の水曜日の午後。車を車庫に止めて家へ入ろうとしたところへ、通り過ぎたオンボロ軽トラがギュッと止まって、窓から顔を出したのが伸チャ。

「明日はどうするんだ?どっか行くのか?」と聞くので、「この前から言っていた板取でも行くか?」と答えたところニコリともせず 「オラはええよ」 と答えやがった。しかし私は知っている、そのムッツリ顔の下で弾けたニコニコ顔を。素直にうれしそうにすりゃ可愛いのに、あいつはうれしい時ほど、口からあふれるほど苦虫をかみつぶしたような顔をするんだから。
ともかく約束はできた。「んじゃ、お昼の12時半に迎えにくるわ。」と言い残してオンボロ軽トラはガタピシ去っていった。


 話はさらにさかのぼって先週の水曜日。電話が鳴った。「もーしもし、山田と申しますが、今度の同窓会の旅行、山中温泉だけど、そばに大聖寺川が流れとるぞー」 こいつは何を考えているんだろう。釣りをしようと言いたいのか。「お前、釣り道具を持って行くつもりか?どうやって釣り場を移動するつもりなんだ?バス旅行なんだぞ。」 「そうだなー、ほんならえーわ。」 かわいそうになって「今度一緒に板取でも行こうか?案内してくれや」 と言うと、「明日はイカン、特急の仕事が入ってまった」と答える。誰が明日の話をした。今度と言ったでしょうが・・・。
そして旅行当日。バスに乗り込んで伸悟と目があったとたん 「あっイカン釣り道具忘れてきた。せっかく準備したのに家においてきてまった」  あーあ。
おまえなー、釣り馬鹿日誌もたじたじだぞホント。宿について部屋から下を見ると、オー、川だ。 しかもなんか知らないがライズしている。多分ウグイでしょう。ニシキゴイも泳いでいるし、鮎らしき魚も見える。おつまみの柿の種をばらまくとそいつにライズする馬鹿者がいる始末。伸悟は「やっぱり釣り道具、持ってくりゃ良かった」 とほざいている。そしてなんだかんだ色々あって(ちょっとここには書けない)、んもー、生涯最悪の宴会がお開きとなる頃、伸悟はすでに部屋に帰って夢の中であった。翌朝二人してなんか知らない、どう見てもアマゴには見えないライズを眺めながら、「はやいとこ板取に行こうぜ。」という話になったのであった。ふー。しかし、こうしてライズを見ているオイラも結構逝っちゃってますねー。


 本題に戻って、さて木曜当日、普段なら、うれしくて30分以上前に来るはずの伸悟が遅い。約束
の時間を10分ほど過ぎて伸悟が来た。「オー、今日は軽トラじゃないんだ。堂々と出てきたのか?」 と聞くと、当たり前のような顔で 「いや、おっかに内緒なんで、あいつがパートに出かけるのが遅くてイライラしていた」 んだそうな。

近いんだか遠いんだか分からないような伸悟のいう近道をグルグルと走り、板取川本流、岩本で釣り始めたのは午後2時を過ぎていた。初めて釣る板取は超渇水で変化の少ないフラットな感じ。しかし、これで水が多ければ川通しも難しいと思われる。膝下くらいの水位でポイントを絞ることが難しい。2カ所ほどで散発のライズを見たが、フライに反応無し。今日は山本鱒師から譲り受けたオールド・オービスのライムストーンを持ってきている。入魂をしようという腹づもりなのだが甘かった。結局3回ほど反応があったがフッキングには至らず、伸悟が13、4センチのアマゴ2匹と、どうしたことか釣ってはならないア○を1匹釣っただけだった。しかも、おっかに内緒なので5時にもならないうちから 「もう帰らんとまずい」 などと言いだして、楽しみにしていたイブニングもおじゃんになってしまった。こんな事なら一人で石徹白へ行けば良かったと悔やんだが後の祭り。
 勝負という観点からは、伸悟が餌でオイラがフライ、伸悟が釣ったア○がマイナス5ポイントだから、釣ったちびアマゴを特別の温情で考慮しても伸悟マイナス3ポイント、オイラが0ポイントでオイラの勝ちと決定する。断固として決定するもんね。

アヒル倶楽部事務局コメント

ア*釣ったら、−5ポイントというのは、いつ誰が決めたのか知らないが、アヒル倶楽部には、外道でも釣った者勝ちという掟があります。過去においては、手取川にて、アブラハエ1匹を釣り、勝利を宣言、夏の過酷なロード釣行で阿多野郷の7pアマゴを釣り勝利宣言をしたアルツ。最近ではウーチャン連続3匹ヒットで勝利宣言のコー君など。つまりは、ボーズと外道でも釣果有り。の差は大きいと言うことですから、アヒル倶楽部的にいえば、伸チャの完全勝利ということになります。