2002/07/21 

久々の総攻撃 in 石徹白・凸凹コンビ編

 

ほぼ、1ヶ月アヒル倶楽部の主力メンバーが、色々あってお休みしていました。アヒル倶楽部始まって以来の出来事。しかし、アヒル倶楽部がこれで終わるわけはない、で、何となく、打ち合わせしていないにも関わらず、石徹白に揃うところが、なんとなくおかしいね。第一弾は、坪と伸チャの凸凹コンビによる、石徹白奮戦記。坪さん1ヶ月ぶりのお魚釣りで興奮気味でいつもより、多めに書いてます。

 

 

7月21日() 今年は釣りに行ってない。野暮用が多すぎるんだな〜。
 久しぶりの釣行はまたも伸チャとの凸凹コンビになった。金曜日の朝、例によって伸チャが何の前ぶれもなくやってきた。伸チャは前置き話が長くなるので、こちらが察してやらねばならない。放っておくと「う〜〜〜、どうだ?」とはじまる。何がどう「どうだ?」なのかは分からないが、根が単純なのでたいていの場合見え見えが多い。今回はしばらく釣りにも行けなかったし一緒に どうだ と言うことだろう。伸チャは20日に行きたかったらしいが、メダカのHPでミルクコーヒー色の長良川を見せたら即座に諦め、21日に決定。行き先は未定。事務局長が殿様釣行を希望していたので、もし同行なら話し合って行き先を決めようぜ。と言うことになっていた。ところが事務局長は疲れ果てていて、キャンセルとなったので自動的に石徹白に決定となった。なぜって?伸チャの頭の中では小谷堂で局長が釣った35pのイワナが泳いでいて、あそこへ行けばオレにも35p以上のイワナが釣れるはずだ。と思いこんでいる、フシがある。出発は伸チャに任せると午前2時になるので、こればかりは遅い出発を主張したが、妥協して午前5時となった。


 さて朝4時半に玄関で準備し始めたらもう来やがった。うれしくて眠れなかったらしい。いつもながら遠足の小学生と同じパターンだが、これを51歳になる今日まで続けていられるのはもの凄いことだと感心する。純真な子供の心を持ち続けてここまで来た。と無理矢理言えなくもないが、まったく成長がない。と言うほうがもちろん正しい。さて出発して10秒後、「いかん、忘れ物した。サイフ忘れた」と伸チャ宅へ。「まったくー、早く来るなら、きちんと準備してから来いよ、おかげでオイラもデジカメ忘れちまったじゃねーか」
 伸チャ号は美濃市へ入る。さて長良川の様子は? 「おいおい、大増水だよ。でも少し引いた形跡がある。それにしてもこれじゃ、石徹白の小谷堂は無理じゃないの?」
いつもなら必ず出るはずの株の話が今日は伸チャの口から出てこない。よほど痛手を受けていると推測して、ナイフでえぐるようなマネは避けて、罪のない馬鹿話をしている内に車は石徹白へ。最近はチョロチョロだった峠川がいい感じの川になっている。やはり石徹白本流も増水していそうだ。とりあえず伸チャの夢の大岩魚・小谷堂方面へ走るが、ツルヤの先で通行止め。どうやら土砂崩れのようだ。引き返して白山中居神社から橋へ向かう。
「なんだこれは!!」

             

から上流の流れが一変している。上流へ向かって右側、かつて本流だった流れは岩が転がっているだけで、左側に流れが移っている。橋の下流もひどく変化していて、道沿いの流れは消え、左岸側に移動してしまっている。かなりの大出水だった模様。続いて、アヒル広場あたりも壊滅的状況。ひどく荒廃した川になってしまいショックだ。我が聖地が見る影もない。
何時まで落ち込んでいても始まらない。とりあえず入れそうな所を見つけて釣り始めた。相変わらずチビアマゴの攻撃が激しい。バーブレスのためか後ろへナチュラルリリースになってしまったりする。一体何匹釣った事やら。午前中に何とかまともなサイズのアマゴ2匹(21pと19p)を釣り、伸チャは?と聞くと1匹(20p)釣ったとのことだった。さすがに梅雨明けしただけあって暑い暑い。どこか涼しいところで昼食にしようと上流へ。堰堤間でなんとか午後に釣り上がれそうな場所を確保、来る途中に仕入れた弁当とビールでランチタイムとした。やっぱりビールがうま〜い。さらにビールがうま〜い。くどいようだが、ビールがう・ま・い。
 さて釣りを再開して釣ってみるが反応がない。チビアマゴさえなかなか出ない。流れが変わって新しい筋になったところだからかな?その上なんだか腹具合がおかしい。伸チャなら迷わず野グ○だろうが、こちとら洗練された都会人なので車のキーを借りて中居神社のトイレへ急いだ。駐車場でクラクションを鳴らすヤツがいる。ったく、急いでいるのに誰だ?と思ったら事務局長とTomさんではないの。局長、やっぱり、いてもたってもいられず昼から出てきたらしい。Tomさんは他所で散々だったとのことで、これから局長共々アヒルのX谷へ行きイワナに慰めてもらう予定らしい。デジカメを忘れたと局長に言うと、散々叱られて、局長のデジカメを渡され石徹白の変化について写真を撮っておくようにとの指令を受けた。局長はTomさんのを借りるらしい。伸チャの所へ戻り、成果の上がらない場所にあきらめをつけ、再度下流へ行くことになった。橋の上から流れの写真を撮っていたところへ、後ろからダック鈴木のアヒル1号車がやってきた。見るとダック、ダック嫁、テンカラかっちゃん、さらにはウッピー吉田と豪華キャストが勢揃いじゃないの。これから釣るつもりらしいが、彼らも余りの変化に驚いていた。
 彼らと別れてさてどこへ行こうかと話しながら走っていると、先ほども止まっていた車に着替え中の釣人がいる。なんでも通行止めの小谷堂方面へ釣りに行っているとのことで、奥さんが一人で待っていた車だ。伸チャが何やら話していたかと思うと突然呼んだ。「坪サー、来てみー。」伸チャが指さすクーラーボックスの中には軽く尺を越す大アマゴが、窮屈そうに横たわっていた。「おぉ、すんごーい」 こんなにデカイアマゴは初めて見た。伸チャが聞く、「餌は何ですか?」「ミミズです」またまた伸チャの目が虚空をさまよっている。「オレも餌はミミズだ」 自分がそこに行きさえすれば釣れるに違いない。と確信している、おめでたい目だ。そんな都合良く行くわけ無いでしょう。今まで一度だって行ったこと有る?で、結局行くことになった。しかし福井方面へ向かって最初のトンネルでもう行き止まりだった。ガードレールや電柱には流木がからみつき、地面のアスファルトはめくれあがり黒いカーペットのように10メートルほど先にうねっている。道路の下はえぐれて空洞になり不気味に口を開けている。ものすごい水の威力に恐れ入る他はない。でもこんなとこにも釣り人はいるんだよねー。既に一人の釣り人が岩の上から竿を出していた。もうハイになってしまった伸チャが突然大声をかけ、釣り人は驚いてあやうく落ちそうになり、伸チャは人殺しになるところだった。水量が多くてフライでは釣り上がれそうもない所が多いので、伸チャはめぼしいポイントを流し、オイラは釣り上がれそうなところだけを拾いながら行くことにした。反応無し。早々と出来るところはやってしまって岩の上に座って休憩した。やっと伸チャがやってきたが予想通り浮かない顔をしている。それでも2匹のアマゴを釣っていた。どちらも20pには満たない。「偉い偉い、さ、帰ろう。」と促して歩き出したが、未練がましく所々見下ろしながら歩いてくる。少し上流へ向かうとダックの車を発見。これから豪華キャストが釣るところらしい。少し見ていたがテンカラにもフライにもまったく反応がないようだ。時刻は午後3時になっていた。久しぶりにたくさん歩いて腰が痛い。伸チャはとっくに虚脱状態。どちらが言い出すともなく、もう帰ろうか?ということになった。
夏休み最初の連休で高速は大渋滞している。アヒル裏道を走って2時間ちょっとで帰った。
ああ、しんどかった。