2002/09/28

あぁ、田口堰堤物語 / 山田伸チャ・山本鱒師

 

9月29日() 7月29日に山本鱒師が、田口堰堤にてゲットしたサツキマス約40pを、目の当たりにした山田伸チャ。あまりにすごくて、魅力的で、これを見せられたら誰でも、「オレも釣りたい」 と思ってしまう。それで、山本鱒師に、田口堰堤の場所と、ポイント、筋の流れ、仕掛け、なと゜色々聞いて、翌朝出発。しかし、撃沈。週末に再度攻撃。すんなり撃沈。あぁ、田口堰堤。

 

 話は前後するが、山本鱒師は、本来、谷派で、解禁初日から雪をかき分けてサビた魚を釣っていた。しかし、彼もまたサツキマスと出会い、その姿に圧倒されて谷から足を洗った。しかし、サツキマス。渓流の大物と違い、通い詰めればそのうち釣れるという代物ではなかった。腕を磨き、精神を鍛えて、なおかつ幸運をゲットしないと釣れない。修行しないと釣れない魚。アヒル倶楽部はFFMが多いから、孤軍奮闘の日々。餌釣りをする山田伸チャに、「一緒にサツキマスを釣りましょうよ」 と持ちかけたのが、3年前。しかし、当時、山田伸チャの言い分は、

大きな落ち込みの泡が消えるあたりから深瀬が始まり、底石が大きくて、その中を天然ブドウムシが流れると、どこからともなく、アマゴがやってきて、ガツーンと持っていく。水中でキラキラときらめく姿が実に良い。そーいう釣りを好むので、堰堤や大場所にじっとして、100回も200回も流すなんてことは嫌いだ

しかし、そんな釣りが出来きたのは前世紀の話で、今はそんな簡単な場所では釣れないと、アヒル倶楽部の忘年会などで、毎回説教されていた。事実、そういう釣りをする伸チャの釣果は毎回散々たるものであったのは確かだ。そしてもうひとつ、伸チャには、魚は大きいのが好き。というのがある。自らが会長を勤める虎兎会海釣り倶楽部の釣行でも、狙うは、タイのみ。それもシーズン過ぎてもいつでも、タイ。大きいタイ。これだけ。だから、毎回、船頭さんに叱られるのであった。

 

さて、話を田口堰堤物語に戻すと、2度の撃沈をくらった山田伸チャであったが、田口堰堤に来る他の釣師には、マスがかったり、イワナが釣れたり、アマゴが釣れたりしていたのに、伸チャが釣ったのは、20pのウグイだけであった。その後、3回通い、すべて撃沈。トータル5回の出撃でウグイ1匹の釣果は、さすがに伸チャといえども、「なんで通っているのに釣れないのか?オレの釣りは、どこがちがうのであろうか?」 と疑心案義。そんな時に、山本鱒師が、最終の29日に出撃となり、田口堰堤に通っているが、成果が上がらない伸チャを哀れに思ったのか、誘うことになる。

 

当日、29日、午前4時に2人で出発。田口堰堤に行くか、それとも神谷堰堤に行くか?と山本鱒師が悩んだが、田口堰堤に決定。午前5時に到着。エサと釣り券は清水釣り具で購入。メジャーなポイントなのですでに3名の先客。山本鱒師が水の状況を見て、仕掛けの長さとオモリを決定。はじめは2番ポイントで釣っていたが、先客が移動したので、1番ポイントが空いた。そこへ、山田伸チャを入れる。伸チャに、立ち位置と竿操作、目印の動きなどを、指示。伸チャが見よう見まねで、流していると、コンというアタリ。アワセると、とてもサツキマスとは思えないような引きなので、伸チャは、8寸くらいのアマゴだと思ったらしい。はじめはおとなしく伸チャの竿さばきに素直に従った獲物は、そのうちに本領を発揮。糸が鳴る。8寸程度と思った伸チャは大慌て。早くケリをつけようと、強引に引き寄せよせようとし、尚かつ、すでに左手にはタモを用意。それを見た対岸の山本鱒師が飛んできて、伸チャに、「タモはまだ早い。両手で、竿を持って操作しないと、やられる」と指示。ここで、問題発生。伸チャが女房に内緒で買った7.5bの竿は、一般渓流用であって、本流のサツキマスを狙う竿ではなかった。竿のタメが無く、曲がりに曲がる。ヘラブナ釣りの様子である。これ以上無理をすると折れてしまうと思った山本鱒師は、時間を掛けて弱らせることにする。10分後にやっとおとなしくなってきた。タモ入れがまた難しい。竿を立てても足元まで寄せれない。ここは経験のある山本鱒師が伸チャからバトンタッチで竿を持ち、伸チャがタモ入れをして、やっとゲット。35pのサツキマスがその姿を現した。 

 午前9時に事務局長が様子を見に、田口堰堤にやってきた。魚道のはしごをビビリながら下りて、鱒師と伸チャに会う。鱒師が「伸チャがマスを釣ったよ」と、事務局長に言う。???????

どーして? 何があったの? うそでしょ?信じられない?ゲゲー。と混乱する事務局長。すぐにダック鈴木やらにメールすると、皆、ゲゲー信じられないという返信。それくらい伸チャにマスが釣れるとは誰も思っていなかったんだよねー。でも、子細を聞いて納得。それは釣ったのではなくて、釣らせてもらったにすぎない。でも、アヒル倶楽部的にいえば、それは伸チャのサツキマスだから、やっぱり伸チャはえらい。となる。これで憎っくきライバル坪ピヨにもでかい顔が出来るよね。すでに、今年のアヒル倶楽部忘年会では、坪さんはピヨだから、座布団なしで、それも板の間に正座らしいぞ。これは、ダック鈴木・アヒル倶楽部 総統閣下の命令らしい。

 

      

 

 当の伸チャは、毎度のことだが悩む。まずは竿の問題。師匠の鱒師がダメな竿と言ったのだからダメなんだ。竿を手に入れなければならない。うーん、どうやって女房をだますんだ?それに、やはり教えてもらい、指示されて、釣ったのでは、やはり釣った気はしない。来年は一人でサツキマスと格闘したい。それには、やはり竿がいる。どーやってだますか?うーん。と10月になった今も、腕を組んで悩んでいるらしい。

 

 さてサツキマスをゲットした2人は、今度は吉田川の神谷堰堤に移動する。伸チャは神谷堰堤は行ったことがない。来年の為の下見と言うことで、神谷にも竿を出してみよう。

 

神谷堰堤全景・画面の中でマウスをクリックしたまま動かすと、早く回転したり逆に回ったりします。

神谷に到着に到着すると、すでに2名。挨拶をして伸チャを左岸の帯堤に入れる山本鱒師。そして鱒師はゴルジュ(天竜峡の入り口)に移動。大岩から5メートル下を釣る。事務局長が見ると、ゆうに40pは越えるようなサツキマスが、泳いでいたが、ヤツはすでに釣り人との気配は知っているようで、鱒師の攻撃にも微動だにもせす゜、悠々と泳いでいた。

 鱒師と伸チャは午前中のみの出撃だったので、こけで終わり。事務局長ともども、帰路に就いた