2002/09/29

あぁ、富山物語 / 坪ピヨ

 

9月29日() 今日は話題になっていた富山の支流を釣ろうと気合いを入れて朝5時に出発。え?全然早くないって?いいの、いいの一応アヒル倶楽部の部員だから。

 

 着いてみてビックリ!どこも車だらけで置く場所の確保も難しい。林道を詰めてみると既に車が2台置いてあり、別の1台が出るところだった。聞いてみるとずいぶんと渋くて良い釣りは出来なかったとのこと。さらにまだ4、5人は入っているそうだ。腰が砕けたが、とりあえず入ってみることにした。釣り始めてすぐに反応があったが、その後はさっぱりダメだったので、すごすごと川通しで帰った。10年早いウエットで釣り下がってきたがなにもなし。下ってはみるが車だらけで良さそうなところは釣ることも出来ず、かなり下流でやっと見つけて入渓した。渓相は荒れた感じも少なくて悪くない。多少増水気味かというところ。ここには居そうだというポイントがあったので慎重にストーキングしてキャスト。いつになく良い感じでフライが流れると、かなりのサイズのイワナがジャンプしてアタックした。「やった。」と思い合わせるが、無情にもフライが空をヒラヒラと舞う。もしかして食い損なったのかもと、フライを替え流していると、またアタック!!そしてヒット!!。ン?小さいよ。12pくらいのイワナだった。さっきの奴が良かったのにナー。みてみると妙に白斑が大きくてアメマス系のようだ。帰る車を見かけるようになったので再度上流へ。それからはあちこちと釣ってみたが、やはり12pくらいのアメマスのようなイワナを2匹追加しただけだった。

 さらに悲劇は起こる。ウインドウを上げたときなんだか軽やかなパキッという音が。見ると助手席のウインドウを挟んでバンブーのティップがあっち側とこっち側にある。つまり挟んでいる。つまり曲がっている。つまり折れている。ウゲッ、ショック!
何とアヒル的なストーリーだろう。不幸な者には更に不幸が襲いかかることになっているんですよ。
ハァー、と更に腰砕けになりながら、考える。これからどうしよう。いっそ救いをS谷に求めて、優しい谷のイワナちゃんに慰めてもらおうか。しかしどうせなら行ったことのないところに行ってみようという気持ちがわき上がってきた。「そうだ、以前ちらっとみたことのある荘川の寺河戸へいってみ
よう。」まだ釣りをしてもいない頃に友人の別荘があって通ったことがあり、釣りを始めてからふと思い出したのだった。
 寺河戸に行って、またビックリ、やっぱりここも車だらけ。今日は最後の日曜日で、どこも釣り人が半狂乱で走り回っている感じだ。まあ、釣り人にとっては師走の大晦日で、走っているのは坊さんではなく釣り師だというわけだ。
 かなり上流で釣れそうな場所を見つけた。渓相は抜群でポイントだらけだ。こうした場合魚は出ないのが普通で、ここもやっぱり魚は出ない。かろうじてイワナを1匹。これも今日のパターンで12pくらいのチビ。
 時刻はもう4時半を回り、残された時間は少ない。よし、一色で釣ってみてあわよくばイブニングまで、と都合の良い考えだ。またまた釣人だらけだよ。でもそりゃー当たり前ってもんだよね。小さな支流でさえ人だらけなのに超メジャーな一色じゃラッシュになる。何とか別荘地あたりで入系し、小さな堰堤の上下でイブニングでもと思ったが5時半を過ぎてもライズは起こらない。半分以上パニックになって牧戸あたりへ行くが入るところがない。こうなったら御手洗川でとやけくそになって走るが、どこも入れずに車は蛭ヶ野近くまで来てしまった。もう暗くなってきてこれ以上走ることもない。ウエーダーを脱いでシーズンを締めくくった。峠を下りながら、なんだか寂しくなってきた。
「ああ、今年も終わったな。あと何年釣りが出来るんだろう。」
なんだか泣けそうだった。あれ?泣きピヨのまんまじゃないの。よーし来シーズンはピヨ脱出だ。
皆さんよろしくね。

アヒル倶楽部事務局コメント

ごくろーさまでした。走行距離としあわせは反比例する。というのも格言に入れましょう。