2003/09/23

 

亀尾島川はきびしーの巻

 

 

9月23() 坪さんの骨折も釣りに支障がない程度に回復したし、事務局長の夏のゴタゴタも少しは落ち着きだしたし、では、渓へ行こうか?って言ったら、もー終わりじゃねーかよー。

 どこへ行こう? 「終わっちゃう。アセ・アセ・アセ」って走り回る釣師でいっぱいだろうし、シーズン終了前の10日なんて、有給入れているのも結構いるだろうから、毎日、釣師でいっぱいなんじゃねーの? オレは、疲れてるんだよぉ・・・。体と心を癒しに行くの。だから、たくさん人がいるところはダメなんだ。でもって、美しい所。亀尾島川、ここしかないね。釣れないけど。

 メジャーな所は人でいっぱい、イコール、釣れない。どうせ釣れないなら、どこでも一緒。

 

とまぁ、屁理屈こねて、亀尾島川へ。坪さんは師匠が、亀尾島川じゃ。というので、亀尾島川だよ。坪さんは、以前、デカイ奴を落としたからねぇ。リベンジだよ。ってそそのかす。でも、坪さんのエスクードが欲しい。エスクードでないと、ちょっとあの怖い林道は走行できないね。

 

23日午前6時出発。コンビニで弁当と缶ビールを購入。8時には現地到着。亀尾島川の本流、部落の外れから大栃谷までは林道は広いが、その先は、狭くて悪路で、亀尾島川は深い谷の底。落ちたらヤバいね。こういう深い深い谷ですし、両側が切り立っていてほとんどゴルジュなんで、入渓地点は限られている。もし、各、入渓点に車があれば撤退だけどしかたないね。それにこの川、水が多いときは随行不可能。男性的でいい川だけど、危険もいっぱい。

 まず、盛期に入ればヒルが来る。一昨年、9月に来たとき、ソックスに入られて、帰ってきたら靴下は血だらけだったし、夏場はそこらじゅうでうごめいている。おそろしやー。落石も怖い。カラカラと小石が林道に落ちてくるし、釣っていても落ちる音がする。おそろしやー。でも、美しい。流程から言ったら、八幡から白鳥くらいまであるが、その間に民家も何もないし、ほとんど自然林だ。魚はいないわけはないけど、あまり釣れないというか、ほとんど来ないのでわからないよ。

イブをやろうという川じゃないからね。ここで、暗くなるのも、おそろしやー。

大栃を過ぎて、次の谷に沿って入渓。ほれぼれするような渓相で、どこからデカアマゴが飛びだしてもいいけど、そんな事は起こりましぇーん。チビスケアマゴのライズは見える。坪さんはドライで事務局長は一発狙いのウエットで。坪さんのドライにチビスケはヒットするが、事務局長のウエットにはアタリはあるがチビはかからない。そーいう事にしてあるけど、何も釣れないのも寂しいものだ。と、時々、ドライにするが、事務局長にはヒットはない。と、いうか、ドライフライのアワセが解らない・・・。ウエットをづっと使っているからかなぁ・・。アタリが来るまでほったらかし?

 

 次々と現れる、絶好のポイント。そのたびに期待し、我を忘れてドンドン進む。事務局長とて、亀尾島川は詳しくない。ドンドン進んでも出渓点を知っているわけではない。林道が通っているが、それは見上げる位置だし、絶壁に近い岸からはとても林道へ上がれない。一抹の不安もあるが、次に現れるポイントに目を奪われて、先へ先へと進む。

すでに坪さんは小さいながらも、数匹のアマゴを釣っていた。決して活性が低いわけではないみたいだが、まともな20pクラスが出ない。そんな時、淵のシリで補食体勢をとっている、20pクンを発見した坪さん。フライ着水、飛び出る。アワセ切れ・・。終わり。

 巨岩帯に入り、そこらじゅうドデカイ岩だらけ。何故かこのあたりは魚が濃かった。事務局長もやっとドライで、まとも20pクンをヒットさせたが、これまたバレてしまった。

 時刻は12時を過ぎていた。4時間釣っているが、まともな20pが釣れない。たった20pでいいんだけど・・。できれば、事務局長が釣って、師匠の面目を保ちたい。でも、久々に坪さんと釣ったが、坪さん上達していた。断言しよう。アルツ石川より数段うまい。

 ちらちらと林道の方を見ながら進む事務局長。もう、腹減って、ビールも飲みたいし・・。なんとか小谷を見つけて出渓。林道を車へ帰る。地図で見たら2qはあったね。アヒル倶楽部じゃないみたいだ。前回の長良川上流部といい、今回の亀尾島川といい、結構、歩いたよ。

 

 昼食のコンビニ弁当を食べて、谷で冷やしておいた缶ビールを飲む。午後はどうしよう。出渓地点から続きを釣ることにして移動。また、ひたすら釣り上がる。だんだんゴルジュも険しくなって、ちょっと高巻くところや、廊下も現れてきた。が、一向にまともなサイズが釣れない。事務局長は数からすれば、断然、坪さんに負けている。その気負いからドンドン先行して、ポイントを潰していくが、ふと後ろを見たら、坪さんがネットを水平にして、ニコニコしながらこっちへ向かってくる。カエルでも釣ったか?と思ったら、20pのマトモな天然郡上アマゴが入っていた。これまた美しいアマゴ。うらやましい。と、同時にさっきのハズレたアマゴがつくづく惜しい・・・。先行者が後ろの者に釣られるのは、恥かしい、ましては弟子にやられるとは。

 

これから釣れるのか?ってがぜん張り切るが、坪さんの1匹でおしまい。林道は、はるかかなたで、両岸は切り立った岩肌だ。うーん、困った。出渓は、地図で見た白沢まで行かないとダメかもしれない。本日、地図もGPSも忘れてきた。現在地点が解らない。あと少しなのか、それともまだかかるのか?秋の夕暮れは早い。まして深い谷ならなおさらだ。と、不安だが行くしかない。

 チビも反応しなくなったと思ったら、林道が近くなった。そして簡単に上がれる場所に出た。十分に歩いたから、今日はこれで終わり。

 

 林道を坪さんと歩きながら、亀尾島川はきびしいねー。来年はここで20p以上のアマゴを釣ることを目標のひとつにしよう・・・って思う事務局長であったが、なんとも情けない目標だね。