2003/09/28

 

やっと社会復帰と思ったらシーズン終了

 

9月28()  骨折も何とかくっついたようで普段の生活では痛みもなくなってきた。しかし、関節の可動範囲が狭くなっていて姿勢によってはグキッとするときがある。局長と一緒に2回ほどリハビリ兼ねて釣りに行ったが、よろけて手を突きそうになり、思わずかばって肩を撲ったりもした。もうシーズンも終わりが見え、焦る気持ちもあって単独行にトライ。
 出発は7時(全然早くないけど)、行き先は迷ったあげく長良川上流とした。局長、および局長のオヤジさんと釣った所の雰囲気がよかったので、今日はもっと上まで釣るつもりだ。
 到着して、いそいそと支度して川へ降りる。「うーん、いい感じ!」 早速ロッドをセットしてフライを結びキャストしようとした瞬間、20メートルほど上流に餌師の二人連れを発見。 「アチャー、いつの間に・・・」 前から居たのか、フライを結んでいる間に目の前に入ったのかは定かではないが、そんなに入れる場所があるとも思えないのでたぶん既に居たのだろう。久しぶりの単独行でハイになっていて見落としたのかもしれない。苦労して降りたところをもっと苦労して上がり、
途中ですべり、手を突きかけて「ギャオ」と叫び、何とか道まで上がった。こうなったら午後に釣るつもりだった上流へ行くしかない。

 川へ降りて今度は入念に上下をリサーチしてみたが、しめしめ先行者の気配はないようだ。
時刻はもう10時近くなっていた。反応はあまりなかったが、沢の合流を超え釣り上がっていくと魚の気配を感じるようになってきた。そして、ヒット。前回のような12センチのチビスケではなく、まともなチビアマゴ(?)。せいぜい16センチか。それでもうれしいんだからレベルが低いと言わざるを得ないのだが。おそらくY−師匠なら釣った内には入れないだろう。

 最大でも18センチのアマゴを5、6匹は釣った。流れをまたいだところへ何気なくキャストすると、尺くらいはありそうなでかい魚がゆらり・・・・!! しかし奴の目の前で見事にドラグがかかり、お決まりのUターン(あまりにもアヒル的)。 しばらく場を休め、手を変え品を変え試したが、
2度と出てこなかった。こういう事なんですよね、「一投入魂」。肝に銘じますです。

 釣果に関係なく気分は良い。しかし今シーズンはもう終わりかと思うと、この爽やかさもうら寂しさをはらんでいる。ビールが恋しくなったので時計を見ると、もう昼を過ぎている。突然空腹を覚えた。ちょうど上がれそうなところに道を発見して上がったが、ここからの歩きがまた辛かった。
延々と歩いてやっと車まで戻り、買ってあった弁当を食べ、ビールを飲んだ。う・ま・い・ー。
 秋風が吹いてススキがキラキラと光っていた。
なんだか時間が惜しくなって車に乗り込んだ。運転しながら考えて午後は荘川水系へ行ってみることにした。
着いてみると車が多いし、予想したより水量も少なく期待は出来そうもない。斜めの日差しが弱くてすぐにも夕方になってしまいそうに思える。せかされるように釣りを始めた。
しばらくしてフライがフッと消えた。イワナだった。これも18センチか。その後4、5匹のイワナを釣った。もちろんサイズは大したことない。しかしシーズン最後の釣行で数だけは釣る事が出来た。自分にしては上出来だろう。何となく、「もうこれでいいや。」と思った。

 帰り道で日が暮れ始め、ふと去年のラスト釣行を思い出した。去年は「後何回釣りに行けるのだろう?」などと思い。悲しいような気分になったのだった。
今年は骨折した事で、「人生、いつ何が起きても不思議はない。」と思うようになり、ある種の覚悟めいたものが出来たのかもしれない。今シーズンは回数はあまり行けなかったが、ピヨの称号も取れたし、満足、満足。

 

アヒル倶楽部事務局コメント

特にありません。来シーズン、戻りピヨと呼ばれないように、オフの間に精進してください。戻りピヨは、風当たりも強いと思います。