2004/02/13 

 

リベンジ・吉田川  by 坪さま

 

 11日の惨敗からかえって事務局で飲んでいる時、鈴木に「絶対夢に出てくるよ。」 と言われたが、そんなことはないと思っていた。ところがである。出てきたんですよ、夢に。もちろんバラシました。だいたい夢なんて物はうまくいかないようになってます。自分だけが失敗したり、走ろうとしてもどうしても足が動かないなど、ハッとして目が覚めるのが常ですね。

 そして13日の金曜日。この不吉な朝にふと気が付いた。「あ、今日の昼行けるじゃん。」
昼の予定は相手の都合で無くなった。午後の開始を遅らせて高速をぶっ飛ばせば、最低2時間は釣りが出来る勘定になる。あの場所のあのアマゴが頭を離れない。
早速、手はずを整えた。そして意外に早く出発できたから何とか2時間半は釣れそうだ。
今回は目的地は一つ吉田川のポイントなので一直線に向かった。幸い釣りたい場所は空いていた。しかし平日だというのに釣り人は多い。駄目ですよみんなもっとまじめに仕事しなきゃ。
対岸にはルアーのお兄ちゃん、下にはえさ釣りさんが2名。更に下にはフライマンが3名、これで満員御礼になった。
 ライズはある。ただし下なので流せない。気が付いたらポケットに忍ばせておいた「ワイルドターキーを」飲んでいた。おっといけない、今日はオフじゃないんだから・・。
 ライズが上がってきたのでキャスト開始だ。前回の教訓が生きているのか、フライをロストすることもなく釣り続けた。しかし渋い。前回ドラグが掛かっても見に来た上にフライまでくわえてくれた奴はよっぽどの変わり者だったようだ。あれこれチェンジするが魚の真上をむなしくフライが流れていくばかり。ティペットを9Xに落とし、シンクまで塗った。フライは#26のフローティングピューパがたまたまうまく流れた。魚が上がってきて口を開けたのが見えた。出たっ!!
あわせたがすっぽ抜けた。なまじ見えるために早合わせをしすぎたか。フライを見切られたか、もう寄ってもこない。その後2度ほど出たが掛からなかった。
 ついにはフェザントテイルニンフを沈めて一度ツンときたがこれも掛からなかった。帰る時間を考えれば後2分ほどしか余裕がない。「今日もダメか。」 最後に昨日の夜2本だけ巻いた内の1本、ストリップドピーコックの#26フローティングピューパを結んだ。もう川面が反射して魚は見えないがうまく流れている。「食え、食え。」とつぶやきながら見ていると、水面に波紋がおきフライが消えた。あわせると掛かっていた。「バレるなよ」とただそれだけを祈りながら寄せた。
ネットを水面まで届かせてすくうのが難しい。しばらく空気を吸わせてから、そっと持ち上げネットに入れた。写真を撮り、感激に浸るのは帰りの車の中にしてあわただしく帰路に付いた。
 ストマックにはユスリカのピューパがもっとも多かったが、コカゲロウらしきニンフと、ここらでよく見るミジカオカワゲラのニンフもあった。

しかし釣れて良かったなー。帰ってから局長に報告メールを送り、鈴木にもメールしたら、ひとこと「くやしい。」と帰ってきた。よい気分じゃ。

 

アヒル倶楽部事務局コメント

このHPと部のキャラからいくと、今年は戻り坪ピヨっていうのが、よかったけど、まーしかたないなぁ。