2004/05/24

 

バカか?奇才か?天才か?  by 伸チャ

 

突然、坪さんに伸チャが日記を送ってきた。そのまま事務局に転送されてきたが・・・。どうも、5月23日の板取川で、本人いわく、「40おーぱーの岩魚らしき魚がかかったが、長いやりとりの末に、バイバイしていまったというお話から、翌日の事務局長注文のリールシート作りにコキ使われたという話や、それからこれまた自画自賛の薫製タマゴまでの一連の日記のようだが、読んでみると、またまた、難解で、どうも今回のは、坪さんに成り代わりの文体のようだ・・・。

またまた、下記に原文を掲載し、解説を交えながらであるが、山田文学を味わってみよう。

 


 24日、局長がやつて来て言うには@ 伸ちゃの工場で拾って来たアブラムシの木Aでリールシートを作ってもらったと見せに来たのだが 彼の言いたいのは伸ちゃが逃し たという昨日の魚のことである。朝の辛い俺BになんとAM:9に携帯。板取の岩本谷 出会い下で「いってまった。いってまつた。」の絶叫だった。Cそれはサツキマスだろうと眠いので勝手に電話を切り一眠り。郡上で彷徨い帰宅中の PM;8に携帯鳴る。話の内容がサッパリ判らない。ロレツが回ってないのだ。岩魚 だ岩魚だと叫んでる。面倒クサイので強引に電話をきる。

 翌日 どうにも気になるので出掛けたDという訳だ。話を聞いてみると40超えの岩魚 のよう。03号なんて無理な話だ。でも良かった!局長の俺を差し置いて。俺は35センチしか釣ってないんだから。お互いに伸ちゃのバラシた事に胸を撫で下ろす二人Eであつた。
タマゴの燻製やってたと言い残して帰っていつたFので楽しみだ。

 

 翌日 伸チャがタマゴを携えやってきた。そしらぬ顔をしていると「こないだのお礼だG食ってくれ」と差し出した。何と前回よりも進化した燻タマであつた。味付けが薄かったのでブラックぺッパーをまぶしたと言うではないか。何という閃き。天国の味とはこのことか。燻製といえばスモークサーモンしか知らない俺H しかもレシピどおりにしか作れない私にとって衝撃的な出来事である。台風一過激流の板取本流で竿を出すなんて!その激流のピンポイントでまぼろしの大岩魚を掛けるなんてI彼の天性は神より 与えられたものなのか。J

私は信じる。子供の感性を持つたまま大人になつた自然児 K

伸悟へ。
         坪内より。

 

@坪さんが書いているという形式を採っているので、この場合、坪さんの仕事場に事務局長がやってきて言うには・・・となる。

A正確には、各務原の雑木林で拾ってきた、アブラチャンというカシの仲間の木の枝を、伸チャの工場でリールシート用の丸棒に加工してもらった・・・という意味。この段階ではまだ、穴のあいた丸棒にしか過ぎない。ちなみに完成したのはこちらに画像があります。上が原木・下が完成したアブラチャンのリールシート

Bこの場合、の俺とは、伸チャからの携帯を受けた事務局長の事。坪さんの事ではない。ちなみにその後の文で、一眠りとなっているが、ちょうど、ヤマトイワナ探索にでかけるところであった。

C魚が逃げてしまった・・逃げてしまった・・と携帯の向こうで、わめき散らしている、板取の伸チャの事

Dどうも気になり出かけた。というのは事務局長の事で、丸棒加工をしてもらうついでに、岩魚らしき魚の話を聞いたにすぎない。

E二人とは、坪さんと事務局長の事。このあたりで、坪さんの仕事場で、事務局長と坪さんの会話になる。

F言い残して帰ったのは、事務局長。つまり、事務局長は伸チャのところで、丸棒加工してもらい、前日の岩魚らしき魚を取り逃がした話を伸チャから聞き、そのまま坪さんの仕事場に現れて、坪さんに、事の子細を説明して、伸チャが作っていた薫製タマゴの事を言い残して去っていった。という事である。

Gこのあいだのお礼・・・とは、伸チャが坪さんの手ほどきを受けて、ブロードバンド接続をしてというか、坪さんにやってもらったので、そのお礼に、薫製タマゴをもらったというわけだ。

Hスモークサーモンしか知らない俺・・・ の、俺とは、坪さんのこと。HPの宴会ネタの時に、よく出てくる、坪さんの絶品スモークサーモンを、伸チャは、「スモークサーモンしか作れない坪」と呼んでいるのである。

Iまだ増水治まらぬ、板取川で、たまたま、うまく沈んで、大石のまわりにエサが行き、岩魚らしき魚をヒットさせたが、取り逃がしてしまった・・・・のだけど、自画自賛の文章では、「激流のビンスポットでまぼろしの大岩魚を掛けるなんて・・・」となっている。

J彼の天性は神より与えられたものなのか・・・。つまり、せっかくの獲物も取り逃がしてしまい、こうしてHPネタになるという天性のこと。

K子供の感性を持ったまま大人になった自然児・・・・。ダック鈴木に言わせると、子供の脳ミソのまま、大人になった、学習能力のない自然児らしい。

上記の解説をふまえて、再度よみませう・・・・。

 

そうそう、肝心の板取川本流での話ですが、その場所は、地元の人達には有名な、大岩魚のポイントでした。事務局長も、以前、地元の人に、「あの淵では毎年、大きい岩魚が釣れる」って聞いていた場所です。って、板取川へ行っていたのは10年も前のことで、今はその淵もずいぶんと埋まっているらしいです。増水が収まりかけていたとはいえ結構な水量だったと思います。底に沈んでいる大岩のあたりにしつこく、オニチョロを流すけど、表層の速い流れに阻まれて、なかなか岩のあたりに、入らない。何度もやっているうちに、やっと入った。しばらくして、コンっと微かなアタリ。

一応竿をたてると、根カガリかとおもっていたら、目印が、ゆっくりと上流へ・・・。「魚だ・・」と、ここからやりとりがはじまる。アマゴ・ファンの伸チャにとっては、体験したことがないような、底力のトルクのあるヒキ。40p級のウグイもいるけど、ウグイなら、すぐにやる気無くして上がってくるが、粘り強い魚・・。ここには、ニゴイもいないから・・何だろう?

アマゴのように、強引に水面に持ち出して、空気を2度3度と吸わせるが、一向に弱らない。竿は満月。しかし、運命の時はやってきて、「プッツン」・・・・・。水が太いから引きも強い。0.2号から、0.3号に安全のために変更したのに・・・

見れば、ガン玉のところで切れていた。事務局長に話せば、「また、直接ガン玉付けたのか?ティッシュをカマセなかったのか?」と言われたが、今回は、市販のゴム引きがしてあるガン玉を使用していたので、何故切れたのか?

またまた、短い仕掛けでゃったのか?とも聞かれたけど、ポリシーであった、長年の短シカケは山本鱒師にサツキマスを教えてもらってから、やめたので、それもない・・・。

で、事務局長が、山本鱒師に聞いたところ、かの大物釣師の細山長治氏いわく、「ガン玉はやはり、糸に傷を付けるから、振り込みに支障がない程度の絞りで、魚のとやりとりの時に、外れるくらいにしてある」との話を聞く。なるほど、大物釣師というのは、大胆かつ、繊細なんだ。

それを後日、伸チャに聞かせると、例のごとく、「うーん・・・」って腕組みしていました。