2004/05/30

 

偶然が奇跡を呼ぶか by 伸チャ

 

5月30日()  なぜ こんな所に来てしまったのか。本来ならば板取は岩本で大岩魚と格闘の最中の 筈なのに。


 郊外を走り抜ける山田のツーシーターのバックミラーにヘッドライトが写る。4wD車か!
この時間に車間距離を取り付いてくる。「追い越してくれ」 と手で合図すると「エイ!」とばかりに追い抜いていった。
結構走るじゃないか・・・・と見やる車 「・・・・うん?」 見覚えがある。坪号だ。運命のイタズラか! その後、嫌がる山田を乗せ向かうは庄川水系の坪のお気に入りの谷へ一直線。


 着いてみて、これが谷なのか、と驚く山田。小石を敷き詰めたザラ瀬が続く。おまけに木が被さって竿が振れな い。坪、川の中をザブザブ歩くのだから後ろの山田に当然アタリなし。25cmの
岩魚を掛けニコニコ顔の坪 山田、諦め竿をたたむ。セミ時雨がうるさい。魚はどうでも いい。

 ここの辺りは有名なジュラ紀の手取層郡で、恐竜の歯や、足跡の出た層である。いたる所に泥岩か頁岩の黒い層が露出している。恐竜の頭蓋骨でも見つけたら億万長者だ 否 銭じやない
自己満足なのだ。やっと見つけたのが石の手斧であるが坪が、「時代が違う」と言う。確かに恐竜と石器の相互関係は無いが石器は石器だぁ。オレの目に狂いはない。縄文時代だな・・・と勝手に鑑定するが、坪が、バカにするので泣く泣く捨てる。

川から上がりウドの大木を取るが山田柔らかな脇芽だけ摘 む。その時4wDに乗った2人組に出会うが それが以外な結果をもたらすとは思い もよらなかった。
 崩壊してしまった林道をあっち側から来た4wDを見て、なんだ修復したのか?と、勝手に行けると錯覚した2人はガタゴト道を走る。さすが4wDの坪号である。
進むにつれすばらしい渓相になってきた あそこも好い・・ ここも好いと、はやる気持ちを抑えどんどん進むが、やはり通行不能だった。じゃぁ、ここから釣り上ろう・・・と谷に下りたら瀬あり淵ありの好ポイントの連続である。

 最初に釣り上った場所まで来て竿をたたむ。あっという間の出来事であったが、車までの時間がかかる。こんなに釣り上がったのか不思議なくらいだ。もう少し水量が増えれば大物が竿を曲げてくれるに違いない。


 その後、別な山へ移動してネマガリ竹を取る。帰宅後、煮モノにして食べようとしたが竹そのものであった。坪と坪の娘は腹一杯食ったそうだが坪家はタケノコよりも竹が大好きなパンダ家族であったのだ。


アヒル倶楽部事務局解説

ツーシーターというとスポーツカーの様であるが、実は伸チャが仕事で使う軽トラック。今回も娘に乗用車を貸し出すので、軽トラックである。まあ、一応2シーターには違いない。

伸チャは、化石、岩石に、うるさい。若い頃は、そこらに化石取りに出かけていた。高原の福地などにも出没していたらしい。それで、手取層を見たら、ウルウルになったというわけだ。が、石器はいかがか? ひるがのにも縄文遺跡があるので、一概に否定は出来ないが・・・