2004/07/25

 

内ヵ谷と石徹白をさまよう 

 

7月25日() 前回コークンと行った内ヶ谷下流。大崩落現場でリタイヤした流れをやりたい。左岸の取り付け道路を2qほど歩いて入渓できるらしいからと、坪さんをだましてその気にさせた。ただ、やらずに帰ってきたのが悔しいのであって、そこが穴場というワケではないのだ。

 ハンディーGPSに、川へいたるポイントをDL して、地図もプリントアウト。デジタルビデオもベストにいれて、出発は、5時半といつもよりは30分早いので少しは気合い入っている?

 

 午前7時前には右岸崩落に至る林道との分岐のゲートに到着。車は止まっていなかったから、一番乗りだぁ・・・。さっそく支度をして、左岸のダム建設の?取り付け道路を下流に歩く。国土地理院の地図によると、鉄塔の向こうに、かつての杣道があって、それが川に向かっている。その分岐点をポイントとしてGPSに打ち込んでいるので、必ずその場所に行けるハズであった。が、それらしき川に向かっていく道がない。おかしい・・・。と、坪さんと前後を調べるが見あたらない。GPSのポイントを見ると、現在立っている場所から、もう少し川よりに分岐がある。どうも、人が住んでいた頃は、もう少し川よりに、道があって今、歩いてきたのは新しく作り直した道のようだ。と、いうことで、GPSのポイントに向かって、草をかき分けていくと、そこにはかつての道があり、川に向かっていく杣道も確認できた。ありがたやGPS。

 やっと川に降り立ったのは午前7時45分だった。坪さんのウエェーダーにはもう、山ヒルが、のぼっている。そうだ、亀尾島川は、山ヒルのメッカなんだよ。

 こんな所めったに人も来ないだろうし、今日は一番乗りだぁ・・という事は、そこかしこから、パッコン、ズッコンとヒットとなるバスである。が、出ない・・・。おかしいなぁ・・・。と思っていると、足跡発見。それは今朝方歩きました、やりました・・・という事を物語っていた。どうも2名みたいだ。ゲートには車はなかったけど、カギを知っている者なら開けて入ってきたかも知れない。餌釣りさんだろう。淵や水深のある場所では全く反応が無い。じゃぁってんで、珍しくロングリーダー7Xにして、ラインは離れた場所に落とし、餌釣りがやらない浅いところを、身をかがめて慎重に流して、5匹のイワナを釣ったが、釣れたといっても、15pから17pくらいのやつで、寂しい限りだ。2時間かけて、ゲートまでたどり着いて、ギブアップ。朝曇っていたけど天気回復してあつい。とりあえず、冷えたビールで、のどを潤し、しばらく休んでから、石徹白へ移動とした。

 

 昼に石徹白に到着して、お忍びできているであろうウッピー吉田を捜したが発見できず。右岸の林道は、下流の橋の手前で大水のために道が無くなっていたのには驚いた。200oの大雨で、また川があちこち変わっていた。アヒル広場に行ってとりあえず焼肉をするのだ。と、炭をおこすが、2名ばかりに大量の炭をおこしてもしょうがないってんで、ケチった為に、なかなか肉が焼ける状態にならない。30分以上格闘してやっとなんとか焼ける状態になった。本日は、八幡町のわかばの豚チャンとケーチャンである。坪さんは初めて食す。炭で焼くわかばの豚チャンはメチャクチャうまかった。これは、みそ味であるので、本日より、「味噌ニョロ」と命名することにした。

 

 午後から、上流の堰堤群を偵察に行く。ここもひどくなっていた。昔の面影はないなぁ・・・。第2堰堤を越えたところで、ウッピー号を発見。やっぱり来ていたんだ。ボンネットを触ると冷たかったので、1〜2時間は釣りをしているのだろう。車内を覗くと、まだ早いマタタビを少し採っていた。毎年やることは同じですね。この次はアヒたま鈴木と馬瀬でマタタビ採りでしょう。たぶん。

 林道を少し行くと、なにやら、妙な格好をした釣師が、水面を叩いている。しばらくぶりに見たウッピーのスタイルはまた進化していて、驚いた。ティップからラインは出ていない。ほとんどテンカラ釣りに近い。ナチュラルドリフトというより、ほんの2.3秒ですぐビックアップ。流れのスジを流すというより、まんべんなく叩くという感じだ。アヒたま鈴木が、「もぐらたたきゲームに似ている」って言っていたがその通りだった。どうもお気に入りは白泡の中らしく、丹念に叩いていたようだ。ウッピー・スタイルもまた一理ある。普通のフライマンはあまり叩かず、浮かべるが、白泡の中はフライを発見されにくい。何度も叩くことによって、「うっせーなぁ・・・。いいかげにしろ」って出てくるのだろう。 珍しいので、ちゃんとビデオ撮りをしたから、そのうちに、「ウッピー・スタイル」としてムービー化の予定である。しかし一般フライマンにはあまりに衝撃が大きいので、UPするのを少し迷っている。

 まぁ、ずっと見ていても仕方ないので、第3堰堤の上から入るが、土石流で川岸の木々が無くなって、なんとも荒れた風景。あつくてかなわん。魚にとっても日中は良くないようだ。ウエットで20pのイワナを1匹と稚魚サイズのアマゴを3匹のショボイ釣果。第2堰堤のウッピー号に戻るが、盗撮が効いたのか、どこかへ逃げたあとだった。

 その後、下流のキャンプ場前から、アヒル広場までを釣るが、ここも流れが変わっていて、右岸の護岸は半分以上崩れていた。ここでも稚魚サイズのアマゴのみ。もっともルアーマンが流したあとだったが・・・。そのルアーマンいわく、「午前中は型のいいイワナが連続フィッシュだったけど、昼からはサッパリだめ」との事で、日陰もないような荒れた川なれば、暗くならないと出てこないかも知れない。6時過ぎて、薄暗くなるまでガンバル元気もないので、はやりの牛道川の上流へ移動。

 

 最上流の養魚場の下流から入るが、すぐに暗くなる。といっても、雷雲が近づいてきて、まだ5時だというのに、ライトがいるほどだ。雷鳴が近くなってきて、急いで脱出。車に戻ると、間一髪、激しい雷雨となる。谷はあっというまに濁り、本日終了。

 

本日、結構、歩いたが、また、報われない釣りであった。(最近、牛さんしか報われていない)

 

 

アヒル倶楽部事務局コメント

各部員がショボいなか、ウシさんだけが、絶好調。今年はパペット・マペットでも「ウシさん」で当たったし、ラッキーな年です。当日も、午前中は26pのイワナを釣ったと、数日たってから、おもむろに報告です。帰り道、偶然にもウッピー号が前を走っていて、携帯すれば、「石徹白はショボかった・・」などとぬかしていたハズなのに。おっと、失礼26pではショボいらい・・・(なんか石徹白らしくない、白い斑点の大きい岩魚だなぁ・・下のは頭まで模様があるし・・)

 

が、アヒたまの怨念か・・・、午後から移動した上流部で、コケて、ウエーダーは破れて、足の中指を突き指し、親指くらい、はれているらしい。おそるべしアヒたまの怨念・・・。遊んでやらないと、とばっちりがくる・・・と皆、恐れている。