2004/08/08

 

一攫千金? 

 

8月8日() 坪さんはまだ行ったことがない川があちこちにある。その中の1つに六厩川があって、どーしても行きたいと、柱にしがみついて泣くので、事務局長が折れて連れて行くことにした。元々、六厩川の上流部は山がもろくて、ガレがたくさん川に入っていて、あまり好きな川ではなくて、ゲートから1時間以上歩いて入っていた。運がよいと御母衣からのノボリ物が釣れたりして、そこそこ楽しめた。でも、度重なる大水と崩壊で、六厩は埋まってしまい、昔の面影はなく、足が遠のいていた。

 六厩によく行く、掛け軸さんを誘う。、お昼は最近ブームの「味噌ニョロ」をご馳走するから・・・と掛け軸さんを釣ってしまった。彼のお気に入りのアマゴに六厩の側線朱点アマゴっていうのがあり、坪さんは「それ」を釣りたいらしい。

 掛け軸さんも、まったりとした釣りを好むので、午前9時に六厩の入り口にある、「クルマート六厩」っていうトイレ休憩所で待ち合わせをした。しかし、本日、道が空いていて、坪さんと事務局長は、午前6時に出発したのに、8時には到着してしまった。待ち合わせには1時間あるので、もう缶ビールを出して飲んでしまった。つまみは、山田薫製工房作のビーフジャーキーとの事。なんでも伸チャが作ったヤツで、今回は乾燥をしっかりしたのでべとつかず、いい味だった。欲を言えばもう少しスパイスが効いているといいのだが。

 

9時に掛け軸さん到着。掛け軸さんのいつものポイントに行くが、そこには先客の車があり、我々はもっと下流へ行くこととなる。2年ぶりに見る六厩川は、相当ひどくて、もはや、これは、釣り場としては・・・・という感じだ。ゲートまでいくが、ゲートに止まっている車は1台だった。昔は人気で数台は止まっていたのに。

もう一度戻って、大蓑谷との合流から入る。川原に降り立つと、その壊滅的な渓相に絶句。渇水で水量が乏しいのもあるが、これはもう、なんというか・・・。である。そのお情け程度の流れの中に、稚魚アマゴが元気に泳いでいて、飽きないほどにフライに出る。が、10pというのはわかっているので、うれしくも何ともない。11時まで釣り上がり、別荘地の付近で川から上がった。別荘地付近まで来ると、少しは渓相も良くなっているようだ。六厩ガイドの掛け軸さん曰く、女滝あたりは岩盤が固いので、壊滅的な被害があまり出ていなくて、釣るなら女滝から上であるそうだ。では、昼ご飯を食べてから、そこを叩いてみようという事とする。

 

大蓑谷入り口に戻って、川原に降りて焼き肉とする。掛け軸さんに注文してあった、てーまのホルモン。これは実際にはケイチャンなのだが、ホルモンというのだそうだ。(これはこちらで) それと、最近部内で、ブームの味噌ニョロと定番の高鷲のケーチャンを焼く。缶ビールも3本空けて、まったりとした頃に、事務局長が、本日のメインイベントの砂金採りを開始。

ここ六厩はかつて金を産出していたのだ。この大蓑谷にも金を掘ったかつての鉱穴があるらしい。それで、砂金のツブでも、もしゲットできたら、今度作る丸竹ロッドのアヒ丸8号のジョイント・マークとして六厩産出の金を埋め込んでやろうという魂胆。実際に砂金は取れるようだ。六厩の砂金は確実に存在するのだ。しかし、砂金探しなんて、テレビでしか見たことがない。丸いお皿をくるくる回して、最後に残った砂の中からきらめくツブを捜すぐらいしか知らない。という事で、自宅にあった洗面器とザルを持ってきた。酔っぱらっている事務局長は適当にそこらの砂をザルに入れて、まず大きい石ころと小さい砂粒に分ける。それから洗面器でぐるぐる回すが、それは砂金採り専用のお皿(パンというらしい)でないのて゜、底が深い。なかなか砂が出て行かなくて、悪戦苦闘。1回目は無かった。2回目も無かった。3回目も無かった。4回目も無かった・・・。と、あきれてみていた坪さんがやってきて、「手つきは、上手くなったじゃん」とお褒めと、慰めの言葉をかける。

金は比重が重いので、水を入れて砂を回すと底の方にたまるらしい。それで軽い砂を取り除いて、最後に残った砂の中から砂金を捜すというのだが、そんなもんたった1時間くらいで、砂金が、1個、2個見つかるようなら、この川原に大量の金があるわけですが、本当は大量の砂の中に、わずかに1粒。それを、わけもわからずやっているものに取れるはずもないという事でやめた。ただ、六厩の砂金計画は再度調べて今後も続行する予定。

 

昼食も終わって、女滝のあたりへ移動ということにする。天気予報通り、朝は曇っていたが、晴天となり、涼しいはずの六厩もグングン気温が上がっていった。当然、赤い川原砂漠は地獄である。女滝に行ったら、また先行者がいた。1時間くらい前に入ったとお連れの方が言っていたので、急遽場所替えをする。

 

やっぱり木陰ある渓流がいいという事で、庄川源流へ。魚帰りの滝から林道に入るが、すぐに通行止め。寺河戸まわりで源流へ行き、そこから下って入渓。予想していた釣り人はほとんど皆無であった。というか、真っ昼間の2時近くに釣りをする人がいないのであろう。庄川源流も渇水状態で、石のまわりにはかつてここまで水があったという、白いスジが出来ていた。岩魚が釣りたいが岩魚の姿は何処にもない。逃げる魚もいない。渇水の高水温の日中なれば、落ち込み白泡の下か、水通しの良い大石の下、もしくは岩盤のエグレか?活発にエサを追うこともせず、テリトリーも狭く、そこに流れてきたエサのみを食べるという状態であろう。黒く小さなウエットをそういう場所にしつこく流すが、なかなか岩魚の目の前に行かないようで、1度のみのアタリで終わる。というか、そういう場所があまりない。さすがにイヤになってドライに変えて、ハイフロートのカディスでアマゴを釣って終わった。定番のパラシュートのアントは反応が鈍い。Y師匠が言われるように、皆が使うフライにはスレが激しいようだ。

 

帰路はそのまま山中峠を下って明宝スキー場を抜けて、あわよくば、坂本付近で夕暮れイブをやって帰ろうと、坪さんと相談。それで掛け軸さんと現地でお別れ。そのまま山中峠へ向かうが、意味の無いような道路拡張工事があって、本当に通行止め。しかたなく、また寺河戸に戻り、荘川インターより高速を使って帰るが美並付近で渋滞。それでも高速は早くて1時間チョイで帰ってきた。

 

今回、超貧果であったが、なんか、まったりとした楽しい釣り旅であった。