2005/06/05

 

林 谷 紀 行

 

6月5日() 別件で掛け軸さんに会うことになったので、そのあと林谷へ連れて行ってもらうことにした。林谷は初めてなので楽しみだ。坪さんも午後5時半までに帰宅できれば「行きたい」とのことなので同行してもらうことにした。

 

 午前8時半に掛け軸さんの工房に顔を出すことにした。それまで長良川の本流で、モーニングライズを狙う。ウッピーさん、パパさん、クリフさんと、皆で狙っているが、なかなか釣れないし、ヒットしてもキラキラ・ダンスでお帰りなさる一筋縄ではいかない魚がいるのです。

 6時半に本流着。すでにライズしている。が、やはり見向きもされず・・・・。ライズはその後しぼんでしまい、午前7時半には、あきらめムード。8時に撤収して掛け軸さんの工房へ向かった。

 

 定刻通り8時半に工房に到着して、自家焙煎のコーヒーをいれて頂き一息つく。ここのコーヒーは、うまい。これを今度は渓で飲んでみたいものだ。

 別件を済ませて、掛け軸さんに林谷をガイドしてもらう。「林谷は釣れないですよ。1時間に1匹釣れればいいほうです」とガイドが言うが、こっちも1日やって1匹.2匹っていうのは毎度のことなので、全然へーきです。

 メダカ釣具店に寄って奥越漁協の日釣券を購入し油阪を越えて福井県へ入った。油阪を越えるのは何年ぶりだろうか?なんて坪さんと話ていると、林谷の入り口に到着。林谷林道を奥へ進む。左から入っている小谷までのしばらくは舗装された道だが、その後はガレガレの道で、幅も狭い。谷に沿って林道は延びているが、渓から高いところを通っているので入渓点は数カ所しか無いようだ。山が切り立っていて、V字谷を形成しているのは岩盤が固いのだろう。山は自然林ではあるが、巨木が少ないので、30年か40年ほど前に、一度切り出されていると思う。傾斜がきついので、焼き畑とかは行われていなかったようで、林谷では人が定住していたという形跡は無いと思った。よって杉やヒノキは植林されていない。杉、ヒノキは源流部の斜面がなだらかになったところで行われているようで、そこへの林道である。林道が高度を稼ぐには時々、つづら折りのヘアピンカーブで高度を上げているようだ。 所々林道が崩壊しその都度補修工事がされている。林道の幅も狭いので、やはり4WDのジムニーとかパジェロミニとかが一番お似合い。乗用車でも行けないことはないが・・・。やめておいたほうが無難だろう。

 

 林谷の行程としては、中間部付近へ車を置き入渓する。どちらかと言うと男性的なワイルドな渓相である。谷が深いので空が遠い。ブナやミズナラ、ヤマモミジなどの葉をフィルターにして通過してそそぐ太陽光線は、緑一色となり、林谷のクリスタルウォーターも新緑に染まる。

 風か気持ちいい。林谷を通過する風がなんとも、心地よい。色々な谷を歩いたが、風が一番なのは、林谷であろう。昼寝が気持ちいい。というのもうなずける。

 

 

 先程も記述したが、岩盤が固いので、ゴルジュの場所や、深い淵、通らず、滝などがある。また渓中にある岩や石が大きい。滝は落差のあるものはそれ程無くて、だいたいが2.3メートルくらい。数カ所ある。そのつど巻くが、たいした事はない。余談だがこの岩盤は林谷安山岩帯で、白亜紀、ジュラ紀の恐竜化石で有名な手取層の上にあり、手取層一帯が火山活動をはじめたころの手かがりとなる、この地域を地質学的にとらえる時に、貴重な岩盤帯らしい。また手取層も出ているカ所もあり、化石なども採取できるようだ。という事で、山田伸チャ向きである。

 

    

 

    

 

 谷深く、岩盤帯で、ゴルジュや大淵が点在する林谷では、明るく開けた場所、つまり普通の渓流のような感じのところは、少ない。岩盤を抜けてくる水はものすごくクリアーで、美しい。

 

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