2005/06/25

キイチゴに誘われて

 

6月25日() 今週もまだ長良川本流でライズしているあいつらが気になっている。もう、終わりにした方がいい。が、まだ、燻っているモノがあって、これは水をぶっかけて消した方がよい。2.3の試作品を作ったから、とりあえず攻撃態勢はとった。双子のパパさんと前夜連絡を取り合って、あーだこーだとやってたけど、結局、寝過ごして「しまった・・・6時だがや」っていうオチだった。もはや体力が気力をカバーできねーんだよ。(体力を気力でカバーできるのは40までだぞ)

 すでに夜明けから攻撃していると思っていたパパさんであったが、彼は事務局長の「どう?」っていうおたずねメールで目覚めたらしい。体調悪くって寝過ごしたみたいで、起こしてもらって感謝のメールが来たくらい。

 それからあたふたと支度をして、156号を北上する事務局長とパパさん。パパさんは、前回のさよならした幅広アマゴを再度釣ってデジカメするとて、現地へ飛んでいった。事務局長は適当に三日市やら相戸やらを偵察するが、ライズは無かった(よーな気がする。フラッと立ち寄っただけ)そして週初めに、「釜淵の上のまったりしたところで、バシャバシャライズしてるよ」っていうツネキチの仕事からみの偵察情報を確かめに行く。「本当?アユじゃないの?」「アユじゃないよ、双眼鏡で見ると、シマシマが見えるよ」っていうから間違いない・・・・・。

でも、行ってみてライズしているのを見たら、縦シマでなくて、横シマ・・・・だった。外道ジャン。

 あー、もう・・・。この天気はなに?なんなの?すでに気温は25度近い。双子のパパさんを見学しに行く。と、そこには10分に1回程度ライズするお目当てを狙って、岩に張り付いているパパさんを見た。事務局長はもう、こんなの釣れる気がしねー。っていうか、あそこまで出来ねー。

 パパさんはこまめにフライチェンジしたり、待ってみたりと奮戦中。すげーな。双子のパパ。この暑さの中、昨日まで微熱続きだったお方なのに・・・。干物になるぞ。

 パパさんの上流にも4.5匹いるけど、これも釣れる気がしない。だってライズは無いに等しいし、水中でも補食しているようには見えない。とにかく、あつい。山に涼みに行くとパパさんに告げて別れた。

 さて何処へ行こう?超がつくほどの渇水だし、もう9時過ぎているとなると、釣れる見込みは無い。となれば、気に入っている所へ行って涼むだがや。ってアヒルX谷の見回りに行く事にした。

 入渓地点に車は止まっておらず、誰もここから入った形跡がない。しめしめ。ちょっとは釣れるかも?といそいそと入渓。涼しい涼しい。が・・。これって今しがた通った足跡?・・・・。?

 まさか。と思いつつ50メートル進んでカーブを曲がったら、フライラインが見えた。でも餌釣りなのか背中のリュックに竿が見える。エサでもフライでも、どっちでもいいが、先行者だぁ〜。

 入渓場所にもどり上の林道を歩いて歩いて最上流へ行く。ここまで上に移動すれば彼にも十分すぎるエリアを残せるから文句はないだろう。っていうか、こっちはもはや釣れる見込みは全くないほどのチョロチョロ流れになってしまったけど・・・。いつもはここまで釣って帰るが、ずーと以前はここから上のボサがお気に入りで、別ルートで入っていた。谷が荒れてから、ここで釣ったことがない。今日はここを回顧しようっていうのもあって来たのだ。

 2.3度の大出水で昔の面影は無くなり、ボサボサだったこの谷は随分と開けた明るい谷になっている。その分、釣り人も入りやすくなった。谷は変わってしまっていて、大きな石が、「あぁ、この石は見覚えがある。この石の下はちよっと淵だったよな」とか、「ここにあった苔むした倒木が無い」とか諸行無常を感じる。下の方ではアマゴの稚魚放流をしたのか随分と稚魚が出たけど、それからは全く魚の影がない。かつてはヤマトイワナだっけど、もはや・・・。かもしれない。

 石にへばりつく、大きなアマガエルを見た。グリーンがとても鮮やか。こんなに大きいアマガエルっているのか?と思ってデジカメ。帰って調べたら、モリアオガエルのメスのようだった。タマゴはよく渓流の水辺に張り出した木の枝に、泡々になっているタマゴを見るがモリアオガエル自体は初めて見た。でも石にへっついて何やっているんだろう?よく目立つから食べられるぞ。まー、いらんお世話だから、そーとしておいたけど。

余談だが、英名Forest Green Tree Frog ・・・ってそのままだがや。

 

  林道をハクウンボクやらエゴノキの花などを楽しみつつ戻り、時計を見たらお昼だった。今日はビールを忘れたので村の雑貨屋へ行って缶ビールを買う事にした。雑貨屋の前に停めたら、後ろに種子島トム号が停まった。連絡は取り合っていないから偶然の出会い。ちょっと大げさ。

 聞けば、昨年一緒にこのあたりへ来たとき、モミジキイチゴとヤマクワの実を食べた。それが美味だったので、今年もやってきたとの事。実は事務局長とてその味は忘れておらず、ビールを買ってからそこへ行き、今年もご相伴にあずかろうとしていたところだった。

 2台そろって出発し、ちょっと場所がわからなかったけど、おめあてのキイチゴを発見。ただ昨年のように沢山は生っていなかったけど、その味は変わらなかった。午前の釣りで林道を歩いて戻るとき同じキイチゴを食べたが、やっぱりここのキイチゴは大きくて味が濃厚だった。トムさんも午前中は前回入れなかった谷へ入りやはりキイチゴをとって食べたけど、同じく、ここのキイチゴが一番らしい。聞けばまだお昼を取っていないらしいので、ずーと奥へ行き、木陰で昼食をとる。渇水で釣れないからか、ふだんは入ってこないようなこんな奥まで釣り人の車がとまっている。なんか少し切ないな。雨を一番に待っているのは、山や森やさっきのカエルや魚だろうに・・・


またしても続く・・・