2005/07/14 

プーのしあわせ

 

  7月14日(木) 1年に1回程度しか会わないゼビウス・プーからコンタクトがあって、釣りに行くことになった。ヤツも忙しい身の上なので、前日の午後3時になってやっと行くことが決まった。こっちは別に大した身の上ではないので、軽く明日はズル休み。としたけど、プーはあちこちに段取りを付けるのが大変だったようだ。あとで聞いたけどそれはそれで面白いんだが、ちょっと表のHPには掲載できないな。

 プーは去年、天竜水系の青木川っていうところへ行って、イワナ天国だった。そこへ行きたい。て言う。事務局長も毎回行くところが同じで、HPもちょっとマンネリしているから、青木川っていうのもいいなぁ・・・と思っていたが、ずーと大雨が降っていたし、南アルプスの方だし、遠いし・・。と行き先も決まらないまま、当日午前6時にプーがやってきた。

 とりあえず道具を積み込んで発進。でも行き先が決まらない。とりあえず北上。プーが道路地図を持ち出して、あーだこーだ。と言うが決まらず。で、結局、高速があるから帰りは楽チンという事で、156号を走ることになった。

 天気予報では午後から雨が降るらしい。夜半に前線は動いたようで岐阜の山間部は20ミリ程度、雨が降ったようだ。奥で局地的に降られると山岳地の源流域に入っているとヤバイんじゃない?じゃあ、やっぱり林道が横にあって、すぐに出れるところだね。林道もちゃんとたヤツでないと、帰って来れなくなるのも困る。っていうことで、事務局長が決めたのは一色川。あそこなら安全だ。釣れないけどな。まぁ、釣果はともかく、久しぶりに小学校からの旧友とフライフイッシングを楽しみ、語り合おうではないか?と、ガラにもないことは、言わなかったけど、プーも、「まーしゃーねーな」っていう感じでOKした。

 コンビニで弁当を買って牧戸に到着。半野田商店で日釣券を買う。一色に向けて出発。噂には聞いていたが、庄川本流はすんげー事になっていた。もはや昔の面影は無し。高速を造られて土砂が入り、あの感じの良い里川が一変し、そして今回のコレかぁ・・・。ため息のみ。

 

 一色に到着。かつて毎週ここに通い、出会いから源流の奥の奥、そして、すべての枝谷をやった事務局長の庭のような川だった。さすがに自然林が多いと言っても、度重なる大出水には勝てなかったようで、渓相はかつての雰囲気がない。底上げしている感がある。しかし美しさは特筆モノであるな。なだらかな渓相でいかにもフライ向き。中部地区でこんな感じの川って他にあまり無いんじゃない?

 ということで人気渓流。今日も平日だけど、数台、車が止まっています。で、適当に空いている所へ入渓となった。時刻は9時半過ぎてます。2番川になるだろうけど、しかたないわね。

 ところが、予想に反して反応がよい。あちこちから毛針に飛びつく。サイズ的には20p前後のイワナ。水が多かったせいか、ちょっと白っぽいイワナ。フライは12番のカディスだけど、バシッャって気持ちよく出る。1匹、25pくらいのをヒットした。それまで20pくらいのを釣っていたので、またかと思った。意外に引くので、ちょっと増水しているからかぁ〜?と思いランディング体勢に。見たら結構良いサイズ。「おおー」と思ったらネットイン失敗。さようなら・・・。

 そのあと20pくらいのヤマメも2匹釣った。事務局長さん、近年、分水嶺を越えることは無くなってきているので、ヤマメっていつ釣ったんだろう?って考えても思い出せないくらい久しぶりで、ちょっと感激したけど、やっぱり長良川のアマゴのほうがいいな。申し訳ないけど、そーいうこった。ちなみに右の画像のヤマメ。頭がグリーンだけど、これは一色川の自然林、萌える緑が映り込んでいるんだよ。さりげないところで、事務局長さんの写真は凝るのです。まさに魚も緑に染まるのだ・・・。

 13匹釣ったところでお昼になった。プーと別れて釣っていたので、車に戻ると、プーも林道を歩いてきた。5分と違わない。長いつき合いだから、言わなくてもわかるのだ。プーも何匹も釣ったというが、「大きいのが釣れない」と贅沢を言っている。アヒル倶楽部のキャラからすれば、二桁勝利なんていうのは、大騒ぎなんだけどねー。

 

 コンビニの弁当を食べて、しばらく休憩。会社の話やら、世間話やらして、まったりとする。天気予報では昼から雨。という話だったけど、快晴とまではいかないが、けっこう夏の日差しだ。

「じゃぁ、今後の予定を考えると4時まで釣れるな」と今度は2人で一緒に釣る。午前に事務局長があがったところから続きをやることにした。

 事務局長はウエットに変更。プーはそのままドライ。ドライで流したあとに、ウエット入れるということで、プーが先行だけど、あちこちに引っかけていると結局、事務局長が先行することが多くなった。この程度の渓流はドライであろうがウエットであろうが、先行した者が有利だ。本当はドライに出ないポイントで、ウエット入れて釣れるか?ドライに反応しない魚がウエットに反応するか?っていうのをやりたかったけどな。

 ただ午前と違って魚の反応はウエットだろうがドライだろうが、鈍かった。ターンで追う魚は見えなかった。前述したように事務局長のほうが先行してしまうので事務局長のほうに軍配があがってしまった。これでは申し訳ないので、「ここから先行してよ」ってプーに言う。すると次の淵の落ち込み巻き返しで、尺?ていうのが浮上したけど、プーの早合わせで失敗・・・。ウエットぶち込むがダメだった。それから少し行った岩盤の釜のような淵のヒラキでプーが釣った。ちゃんと計測したら29pのイワナだけど、ちょっと歳をとっているような岩魚だった。頭と尾が大きい。

プーは昔から釣り上げた魚には興味が無くなる。次のお釜でも同じ事が起こらないか?と早々に行ってしまったので事務局長がデジカメしてあげた。

プーにとっては快挙なんで、フル画像で掲載してあげよう。

 プーに同じ事は起こらなかったけど、これで満足したらしく、その後は先行させてもらえたが、これを越えるようなヤツは釣れなかった。でも5匹程度釣らせてもらって、満足満足。釣れた話なんて当HPのウリではないが、まー何年に一度くらいは、この程度の事が起こってもいいかなぁ。特にプーにはね。

 予定通り4時にあがり、美濃のニュー柳家でひっさしぶりニョロニョロを食べて、プーはこれまた満足。プーにとってはしあわせな一日だったけど、これは事務局長さんが与えたようなものだから、その点は忘れないように。