2006/08/16

 

牛道源流でオオカミを見たトムさん

 

8月16日() 種子島トムさんと釣行する。

 

「早朝、長良川の本流でパワーウエットなんぞやりたいので、午前4時にお迎えにあがります」

「お盆も終わりの超渇水で、白鳥の長良川本流で、ナニが釣れるの?エサでもサツキ釣れないのに、見込みねーよ・・・(本当は4時のお迎えにビビっていた事務局長)」

「じゃあ、涼しいところで、釣れるところに連れていってください。5時半でいいですか?」

「それじゃあ、アヒル谷の下段に行こうよ、滝もあるし・・・デジイチでカシャカシャしよう」

「スイマセン、和良川で川遊びしてコケて左小指を脱臼しました。高巻ができません」

「・・・・」
「んじゃ、牛道の源流ね・・・オイラも奥まで行ったことないから行ってみようぜ」

 

午前5時半。トム号が定刻より少し遅れてやってきた。

「ETCをつけましたよ」

「おお〜、ETCか、先を越された・・・ぎりぎり荘川インターまで半額だな〜」

とか、言いながら、トム号は関を越える。

「今日、道、空いているみたいだから、156号でいいですねぇ・・・」

「あ・・・・・いいねぇ・・・」

チェッ、ETCレーンを通る優越感とバーが上がるのを見たかったけど、オイラのETCじゃないし、でも、ちょっと残念だぁ〜。

 

スイスイと156号は進んで白鳥に到着。牛道方面へ回って、2時間で入渓地点に到着した。涼しい・・。めちゃ涼しい。雲行きが怪しいから、雨具をベストに入れる。くどいけど、涼しい。よって長袖のシャツに着替える。

吊り橋の残骸がのこるところから入渓。当然いると思っていた先行者はいなかったけど、クモの巣は全くな無くて、お盆の期間中は混雑したんだろうなぁ。

 

事務局長は最初からウエット。入渓早々にチビイワナが2匹、ウエットにちょっかいを出してきたけど、かからなかった。トムさんはドライ。個性的なトム・ドライにもアタックはある。牛道川に限ったことではないけど、反応のあるエリアとそうでないエリアがあるみたい。竿抜け、ウンヌンっていうのは無いみたい。だってクモの巣が全くないモン。

ドライにゃ、やっぱり早く出るみたい。ウエットにゃ、ゆっくり来るみたい。ゆっくりというか、微妙なアタリ。引き上げたら食いついていたっていうのが2匹あったよ。チビだけど。

ウエットを追うっていうのは見えなかった。石の下でそっとつまむ。ゆっくり反転。

リードフライを食っているのがほとんどだったよ。

 

ISO3200 明るいマクロレンズを使って、F2.8 それでもTvは1/20・・・三脚立てればよかった・・

やっぱり牛道のイワナは他より黒い。墨を流したような感じのイワナもいる。そして筋肉のスジがよく見える。カッパエビセンみたいなシマシマだな。デジイチで美しく撮そうとしたけど、渓が暗いもんで、シャタースピードが上がらず。手ぶれ覚悟で息を殺してシャッターを押さなくてはならない。ここの魚が、総じて黒いっていうのも、うなづけるよ。

 

朝は涼しかったけど、それはウソで、9時10時になるとやっぱり暑い。今日は湿度が高いみたいだし、渓を渡る風も無し・・・。トムさんが異常に暑がる。オイラはそれほどでもなし。毎日、劣悪な環境で仕事しているから、この程度の暑さはへっちゃらさ〜・・(泣)

 

一服して汗をぬぐうトムさん。しばらくして追いついたトムさんは帽子をとっていた。暑いから帽子はベストに入れたんだ。と思っていたけど、それは単に石の上に忘れてきたのでした。随分とたってから、事務局長が指摘して、やっと気づいて、回収しに戻るトムさん、余計に暑くなったみたい。その間、事務局長は進み、牛道源流の滝に出くわしていた。

おお〜、これが掛け軸さんのHPでみた滝か。落差は2.3メートルってところだけど、なかなかよろしい。と、ひとり撮影会。蝉時雨まで撮したい・・・

やっぱりまわりの森が良いとなかなか風情があるな。まわりが杉林っていうのはいただけない。

 

国土地理院の地図でいうと水線が無くなるあたりまで釣り上がった。今日はGPSを持ってきたから現在地がわかる。渓はまだまだ続いている。この先も行ってみたいけど、すでに入渓して5時間。はらもへったし、ビール飲みたい。ここらでお開きといたしましょう。

地図で見ると渓の横に杣道らしきものがあるみたい。これを見つけてワープして帰ろうとするが、見あたらない。しばらく川通しで戻って、滝あたりで杣道発見。これで楽に帰れる。

 

トムさんとあれこれ語り合いながら杣道を下る。すると・・・

「あっ、オオカミ」

とトムさんが叫ぶ。

「なに〜」と事務局長。指さす方向を見ると、森の木が揺れていた。ちょっと冷静に考えると、日本オオカミは絶滅したはず。ナニを見たのか?たぶん、カモシカだろう。

「だって、グレーのハスキー犬みたいなのが、跳ねていった」

と、いうトムさん。99%カモシカだろうけど、ひょっとして野犬だと、タチが悪いからと、木の枝を拾ってヤツラの攻撃に備える事務局長も、かなりアホだ。と後々思う。

 

やっとこせ車に戻ってみたけど、暑い暑い。もっと風通しのよい、ロケーションのよいところで、昼ご飯を食べましょうっていうことになって、ちょい下る。でも、そこは風も来なくて、やっぱり暑かった。

 

午後からも釣るつもりでいたけど、さすがにアヒル倶楽部の連中で5時間も釣ると、もう、「ごちそうさま」になって、「んじゃ、帰ろうか・・・」

 

掛け軸さんの工房を見たら、車があったので、「よし、コーヒーを飲んでいこう」って、強行突入。掛け軸さんの車を見たら、石徹白の日釣り券があった。

「昨日の石徹白はどうでしたか?」

と、しばらく、石徹白談義をしていたら、

「どーして、石徹白に行ったことを知っているの?」というので、

「ふふふ、アヒル倶楽部をなめたらいけませんよ。偵察衛星アヒル1号が上空32000bに打ち上げてあるのです。そこで、たえず各自を監視しています」

と、脅してから、車に日釣券が置いてあったとタネあかしして笑う。

1時間くらいまったりして、んじゃ、帰ります。と、飲むだけのんで、もらう物もらって帰りました。

 

まぁ、ちょっと暑かったけど、下界よりはマシ。反応悪かったけど、局長もトムさんも15−22p程度の黒い牛道イワナが、5.6匹とこの時期にしては、まぁ、それなりで、満足しました。