2006/08/20

 

アヒル倶楽部サマーミーティング?

 

事務局長さんの不幸編

 

8月20日() 突然、事務局長がサマーミーティング(宴会)をすると言い出し各方面に打電。

当日、参加したのは、事務局長、坪さん、ACFC−Y師匠、種子島トムさん、掛け軸さん、そして今回が初参加のACFC−小澤さん、もうひとり、掛け軸さんのご友人である、ウルトラウトさん。当初、参加表明していたダック鈴木総統閣下様は、例によってドタキャン。ウッピー吉田さんも、微妙とかいうメールをよこしたので、お二方とも、例によって、最初から頭数に入れていませんでした。

 

さて場所はというと、これまた、例によって、石徹白のアヒル広場にお昼に各自集合のこととしました。

 

事務局長は9時に石徹白に到着。とりあえずアヒル広場付近へ行くが、またまた、本流は、ひどいことになっていて、なーんか、かつての面影は全くなし・・・。こんなもん釣れる気がしない。すでに暑すぎる・・・。とか言いながら川を見ていると、悲しそうなフライマンがチョコチョコとフライを打ち込んでいる。哀れな・・・と、思っていると、それは種子島トムさんだった。

彼を呼んで聞くと、やっぱり、見込みないみたいなので、「トムさん、下流の俵谷っていうところへ行こうぜ。オイラ、そこへは行ったことがないから、行ってみたいし、この暑さじゃ、ここいら本流はダメだろうし・・・」と、強引に連れて行く。

俵谷の林道は小谷堂あたりから、回り込んで入っている。以外に整備された林道だ。昔、俵谷へ入ろうとしていた矢先に、土石流が出て、この林道が崩壊し、結局、俵谷へは入れなかった思い出がある。

最近修復したと思われる林道はすぐに終わってしまった。俵谷は本流との合流付近に大きな堰堤があるが、その上ちょっと行った程度で終わってしまったから本当にちょっとだけよ・・・という程度。林道はそこからずーと伸びているけど、車でいけるのはここまで。あとは歩きになるようだね。どこまで行けるかは知らないけど・・・。

 

お昼にアヒル広場に集合なんで、3時間くらいしか釣れないから、車を止めたところから俵谷に入る。上流で崩落したところでもあるんだろうか?赤茶けた石の荒れた川っていう印象だ。本流の向こうにある下谷もこんな感じなんで、ここいらは、岩盤がもろいんだろう。まっ、俵谷はおくが深いから、核心部はずーと先かもしれないし、ずーと先も、こんな感じかもしれない。牛道源流や阿多岐源流に最近は入っていたので、こういった赤茶けた荒れた谷っていういのは、いただけないなぁ。

 

魚は?っていうと、ボチボチだけど、小さいイワナがドライに出てくるろ。以外にのんぴりと出てくるんだけど、なぜか釣れないんだなこれが。たまに20センチっていうのも来るけど、これもかからなかった。しばらく行くと自然石を使った高さ2.3メートルっていう程度の堰堤が出てきた。堰堤の淵はちょっといい感じだったけど、何も出なかった。事務局長は、自作の丸竹ロッド・アヒ丸7号。フライを引っ掛けて、ブンブンあおったら、急にフライが外れ、その拍子に後ろにある岩にティップをぶつけて、見事に折れました。こまった、とりあえず応急処置としてティペットでぐるぐると巻いて紫外線で固まる接着剤を塗って修理。キャストは出来たけど、フライが引っかかったら、また折れたので、リタイヤ。

 

 

あとは種子島トムさんに託す。しかし、奥に行くほど、魚が出なくなってしまった。あの石組みの堰堤も100メートルおきに現れて、ちょっとなえてきたし・・・。時間も、もうすぐお昼だから、ここで終了としよう。

俵谷、ちょっと奥まで行ってみたいな。すごく奥に滝のマークがあるし・・・。でも、そうなると、夜明けに突入、弁当持って林道を歩いて詰めて・・・って、ハードだなぁ・・・。やめた。

 

林道へあがって、車に戻る。途中、最近倒れてきたと思う倒木があって、まだ葉がワシワシ茂っていた。そこを掻き分けて抜けようとしたとき、事務局長の右耳に激痛が・・・。

 

 

痛て〜・・・・なんじゃ?こりゃ〜

 

こっ、この痛みは、かつて刺された黒スズメバチに似ているがや〜。やぱい・・・

と、右耳あたりを手で払いのけると、プーン。と無気味な音がする・・・。かなりやばい。

ちょっとパニックになる。さらに大きく払いのけると、目の前に、工事現場のトラ柵のような赤と黒のシマシマ模様のオシリが見えた。ウゲー。やっぱ、スズメバチじゃねーの?

「トムさんスズメバチに刺されたようだ・・・。もし、激烈なアナフィラキシー・ショックが出たら、おいらは、この山の中では助からない。オラが逝ったあとのことは迷惑かけるが頼む」

と、言う。

「局長、助かる方法はないのですか?あなたを失ったらこれからどうして生きていけばよいのか・・・」と、種子島トムさんは、泣くのであった。

そこで事務局長はおもむろにウエストポーチから、吸引器具を取り出して、

「さあ、トムさん、これで毒を吸い出すのだ・・・。だって、耳は見えないから君にやってもらうしかないのだよ。君に、この命、預けた・・・」と、吸引器を渡し使い方を教える。

「どこを刺されたのですか?」

「ジンジンと耳全体が痛くてよくわからないが、刺されたところに赤い点か何かない?」

「何も見あたらないです」

「うーん・・・、このあたりかな?」と、自分でもわからないが、一番痛いところをつまむ。

「これかな?」

「それにしておこう・・・、さぁも早くゃってくれ・・・」

「・・・・あれ?」

「・・・・・?」

「なかなか吸引できないですぅ〜・・・・・」

おかしいなぁ・・・。壊れてしまったのか????


ん?

 

トムさん・・・。使い方が・・・。違っている・・・よーな気がするけど・・・・

 

とまぁ、ここらあたりで、すでに10分以上経過している。気分も悪くなってこないし、呼吸困難もないし、全身に発疹もないから、まぁ、大丈夫だろう。っていうことになりました。

 

あとは、林道を歩きつつ、トムさんにアナフィラキシー・ショックについての講義をしながら車にたどり着いて、ミラーで耳を見たけど、刺されたあとは確認できず・・・。あれは何だったのか?でもこの痛みは本当だし・・・多少、腫れてきているし・・・。

 

話は前後するが・・・・

自宅に戻ってネットで調べた結果、本当にスズメハチだったら、もっと腫れるだろう。こんなことでは済まないと思う。どうも、アカウシアブってやつが怪しいと、たどり着きました。

 

こいつかもしれん・・・。吸血するアブでスズメハチに似ているってうのは、こいつしかいないようだ。けっこう、攻撃的で、ねちっこい性格のようだし・・・。やられると、けっこう痛いって書いてあるHPもあったので、まず犯人だろう。よかった本物のスズメバチでなくて・・・

 

とまぁ、とりあえず俵谷での事務局長さんの不幸はここまで・・・。長くなったので、宴会バージョンは次のページで・・・。

 

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