2007/07/01

これはリハビリ?

 

7月1日() 私的なお話で申し訳ないですが、ここ1.2年、オヤジ君の体調が思わしくない。特に昨秋から具合が悪い日が多く、ふさぎ込んでいた。

5月に名大にて手術というか施術をしてもらったが、その後の検査の結果、再度、やりなおしと決まってしまった。調子の良いときは、なんら問題がないように見えるが、一旦、症状が出ると、かなり苦しいようだ。

今は落ち着いていて、本人もかなり楽な様子。

で・・・

釣りに行くと言ったら、「連れていって欲しい・・・・」らしい・・・。らしい・・というのは、直接、本人が頼み込んできたのではなく、何故か、釣り道具を出して、整理したりしているのを見ると、なんとなく、そうなのでしょう・・・。まぁ、ちょっと、1.2時間、林道から竿でも出せれば、転地効果で気分転換にもなるでしょう。現にHPには載せていないが、先々週、寒水の奥に連れていって1時間ほど竿を持たせてやったら、喜んでいた。しかし、ここだけの話、ヘタクソになっていたのも事実。まぁ〜、まともに渓流釣りをしたのは3年ほど前だから、しかたないが・・・。

また前置きが長くなってしまったが、そんなワケで、親孝行釣行とあいなりました。

 

午前9時に白鳥の掛け軸さんにお会いして、例のブツを頂き、そのままアヒルT谷へ。

こちらとしては、谷の入り口あたりで、ちょこっと、竿を出してもらって堪能してもらおうという魂胆だったが・・・・

「ここから、釣るのか?」

「そーだよ、ここからだと、しんどいか?」

「こんなとこ、釣れん。もっと上へ行け」

「?」

こやつ、釣る気満々だがや。前回の寒水の奥での釣果にかなり不満の様子。フライの事務局長5匹に対して、機動力抜群のチョウチン・テンカラが1匹では話にならんからなぁ。

さらに林道を上流へ向かい、オヤジ君が指定した場所に駐車。ここからだと、出渓点は随分上流になる。ゆっくりやって3時間コース。途中で出渓しようと思うと、林道まで高低差がある。大丈夫か?おれは、映画、「ふるさと」のように、息も絶え絶えの父親を背負って谷を上下するのはめんどくさいぜ。まぁ、何かあったら、ここで最後を向かえてもらおう。あんたのふるさとの谷で、竿持って昇天するのも悪くないだろう。

などと、思っている間に、当のオヤジ君は、あっというまに、ウェーダーを履き、テンカラをセットして、行ってしまった・・・。

おのれ〜。

急いで支度をしてドアロックを確認して、水辺に立つと、望遠ズーム、目一杯で撮さないといけないくらいの距離で、釣っているオヤジを見る・・・。

 

しかーし、釣れていないようだ・・・。うしし。

事務局長が追いつき、フライを流すと、10pが飛び出してきた。さらに、その上のポイントで、15pを釣って、目の前にぶら下げてやった。うーん、今日も楽勝かな・・。

ところが、カンが戻ってきたオヤジ君が、23pをゲット・・・。取り込みはアタフタしてたけど。

うーん、この谷の大きさからいえば、最大級だなぁ。

このイワナと同等か、それ以上のを釣らないとダメだ。親子といえども、アヒル倶楽部においては、渓に立ったら勝負なのだ。

谷が小さく樹木が茂っているので、ちょっとした事でトラブル発生。それはまたチャンス到来で、このスキに先行して釣らねばならぬ・・・。という事をやっているうちに、昼を過ぎてしまった。そのあいだに釣れたのは15pから18pくらいのをお互い3.4匹程度。上流に行けば行くほど、型は小さくなり、魚影も薄くなった。

出渓地点はまだ上流だ。林道はちょっと見上げなくてはならない・・・。だが、これ以上行ってもあまり意味無いような気がする。それ以上に、はらへった・・・。

なんとなく山仕事の道のようなのを見つけたオヤジ君が、「出よう」と言う。、林道までヤブを漕がなくてもいいのはありがたいが、この急な杣道をはたしてオヤジ君は登れるのか?と思ったが、何とか休み休み林道に到達することが出来た。

オヤジ君が全盛期の頃は、このあたりに来れば沢山釣れた。そのころを思ってここに来たのだが、奥まで開発の手が伸びてしまい、源流に行けば行くほど荒れてしまったようだ・・・。

 

車に戻ったら午後1時だった。谷を見ながら弁当を食べる。

目の前のクヌギの木に野鳥がとまってさえずっている。オオルリか?と思って双眼鏡で見たら、キビタキだった。あわてて安物の超望遠レンズを装着して構えたら、飛んでいってしまった。残念無念。この距離なら撮すことが出来たのに・・・。

昼からもまだ釣りたい。らしいので、なるべく楽なところ。そんでもって林道が横に来ていて、出渓がしやすいところ・・・と思ったら、浮かんだのは一色川だった。

一色川の奥へ移動。

午前中の谷より川幅があるので、オヤジ君は、チョウチン・テンカラから、まともなテンカラにチェンジ。竿もダイワのテンカラ竿。編み込んだテーパーリーダー。誘いの毛針でポンポン打っていく。事務局長はドライ。浮いていると食いが悪い。というか、バシッと出ない。フライが波によって沈んだか?と思うと、それは下からイワナが来ていて、そっとつまんで水中に持って行く。ただ、それは水面だけでなくて、水中でも同じ様で、ウエットしても、つまんでいく程度。それがわかるまで少し時間がかかった。フライサイズも大きくしたり小さくしたりしても状況は一緒。今日は魚がおとなしい。オヤジ君のソフトハックル系の誘いのテンカラは、アワセと誘いが同時進行なのか、ヒットできるみたい。

オヤジ君の独壇場だった・・・・。7対2で負けた・・・。2は本当に最後、やっと釣り方がわかってきた頃だったので、ちょっとくやしい。オヤジ君は尺近いのがヒットしたが、暴れられて、逃げられてしまったのが、くやしいそうな・・・。

もう少しやりたかったが、雲行きも怪しいし、丸一日中釣りをしたオヤジ君の体力もさすがに限界のようで、「もう上がろう・・・」と言うので納竿にした。

 

昨年辺りから、オヤジと一緒に渓に立てることはもう無いだろう・・・・と哀しく思っていたが、こうして、願いかなって一緒に釣りが出来たことに感謝しようと思う。

本人もこれで満足しているだろう。

 

と思ったら・・・。

「おい、毛針が無くなったから、毛針を作るから、クジャクとウズラの羽根を出せ。針は大きくて黒いのがええ。会社行く前に、道具と材料を出しておけ」

などと、ぼさいていますが・・・・。

どーしましょう・・・。

 

ahiru_de_photo この日のお写真