2012/05/26

 赤と黒

 

5月26日() 午前9時半に白鳥の掛け軸さんの工房に到着。

コーヒーを頂きしばし雑談。

今日はどちらへ?

どこって決めていないんですけど・・・。まぁ、赤と黒の谷に行こうかな?

ご一緒してもいいですか?

どーぞ。

ってことになった。

本日、ちょっと考えていた事があって、4.5本、フライも作ったのよ。それを試すんだけど、単独だと、比較するモノがないわけ。フライフィッシャーに限らず、釣り人ってのは、釣れないと、あれこれと、自分の都合の良い、釣れない理由を考える。低水温だとか、活性が低いとか、先行者があったんだ。とか、そもそも魚が居ないんじゃないのか?とか・・・。だけど、他の人と釣ると、比較が出来る。ドライでは出るけど、ニンフじゃダメだとかウエットなら釣れるけど、ドライじや厳しいとか・・・。

前述した、ちょっと考えていた、ある事ってのを、掛け軸さんに話すと、実はわたしも・・・ってんで、試作品を出された。事務局長の試作品とは、別物というか方向性が違うけど、かつて事務局長も考えて作った事がある・・・。ふふふ、あんたも、やるねぇ・・・。

今日は、おもしろい事になりそうだ。

 

お昼のオニギリやら、カップ焼きそばなどを買い込んで、掛け軸さんの、赤谷と黒谷へ行く。

はじめに、黒谷に到着して、支度をして、入渓して50メートルも行かないうちに、釣り人発見。下流のほうに停まっていた赤い車がそうだろう・・・。もうここまで釣ってきたんだね。という事は、下流に入っても、ダメという事になったので、もう一方の、赤谷へ移動。

 

赤谷というのは、勝手に事務局長が命名した。写真のように、赤い石が多くて、渓が赤っぽいのでそう呼ぶことにした。そしてこの谷で、なんと、自生の、ヒメシャガを発見。事務局長も初めて見た。野生のヒメシャガは悪い山野草愛好家どもに狙われて、もう、野生ではお目に掛かることはないらしい。よって、申し訳ないけど、川の名を伏せているのよ。

さて、掛け軸さんはドライフライで釣ってもらう。事務局長は、試作品で・・・。

掛け軸さんが、ポンポンと18p程度のイワナを釣り上げる。ほほー。活性はまぁ、いいですな。魚も適度に入っているようだし・・・。

それじゃぁ、事務局長の試作品は・・・・

釣れん・・・

様子をうかがいにも来ないじゃないの?

うーん・・・。どーしよう・・・。このまま、ど根性で使い続けるか、見切るか?

と思っていたら、1匹、アタックしてきた。

うほほーい。がぜんやる気満々。

しかし、その後はさっぱり・・・。

これではいけません。これは使えないなぁ・・・。という事で、とりあえず、事務局長もドライに変更して、やっと一匹。初めての谷なんで、小さいイワナだけど、記念撮影。

赤い谷なので、イワナもなんとなーく、赤っぽいような気がする。

その後もポツポツとイワナが釣れて、楽しい時間。行く手を阻む堰堤が現れて、再度、試作品を送り込むが、反応無し・・・。

堰堤をちょい戻って、ヒーハー言いながら、林道へ。

テクテク歩いて入渓地点に戻った。時刻は午後1時になろうとしていた。

とりあえず・・・。ビール。プシュッ。うんめえ〜。それからオニギリとカップ焼きそばを食べる。今回、マルちゃんの、ピリ辛ソース&ニラ入り、モチモチ麺の焼きそばってのを食したけど、開けてビックリ。麺がパスタのように太い。だからモチモチ麺なのかねぇ・・・。お湯を注いで、あれこれやって、さぁ実食。うまいけど、これは、ソース焼きそばの分類になるのかな?ソースもなんかエスニック的であるし・・・。

あと、文学的なことを少しと、キャプテンの同人誌時代のこととか、話したような・・・。

腹がふくれると、まったりして、釣りはどーでもよくなるんだけど、今回は、やる気があるので、朝、入れなかった黒谷へ移動する。入渓したあたりは、おとなしい雰囲気だけど・・・

この谷はちょっと雰囲気が違うね。山を形成している基本の岩石が違うんだろうね。毎度よく行っている鷲見やら牛道なんて〜のは、濃飛流紋岩が主な岩石だから、それが浸食されて、谷になっても、だいたい似たような、雰囲気があるけど、ここは、砂岩?泥岩?凝灰岩?というような堅い岩盤がメインで、巨石に行く手を阻まれたり、両岸が岩盤のナメになっていたりして、何度も高巻いた。↓ 正直、きつかった・・・オイラも歳だなぁ・・・。

そういった暗く狭いエリアでは釣れず、それを過ぎて、開けた明るいエリアで釣れた。

 

 

そしてまた狭く勾配がきついエリアがやってきて、高巻いたりして、ヒーヒー言って乗り越えると、また開けたエリアになって、この日、最長の23pくらいのが釣れたので、素直にうれしい。

 

しばらく行くと、堰堤が現れた。掛け軸さんも、ここまで釣ったことはないらしい。午後6時近いので、本日はここまでとしましょう。

堰堤で、10番の白いエルクヘアーカディスにして、プールに投入。底に大岩があるので水流が複雑なのか、水面には三角波が立っている。下に沈み込む流れもあるようで、10番のエルクヘアーが水没する。そのまま、リトリーブしたら、グッグーって押さえ込むようなアタリが・・・。しかしすぐに軽くなった。ナニ・・・今の・・・

ということで、落ち込み近くに投げて、水面直下で、故意に、リトリープしたら、バシャッ! て出たけど、かからなかった。こりゃ、ストリーマーの方がいいかも・・・。って、掛け軸さんに譲って、ストリーマーに付け替えた。掛け軸さんは、フライチェンジせず、#14のまま、ドライフライを投入。

そしたら、すぐにヒット・・・。

この日最大の24pのイワナ。しかし掛け軸さん、写真撮影の最中、シャッター切る前に逃げられた。

そのあと、一応、ストリーマーを投げまくったけど、無反応・・・。それじゃぁってんで、試作品をぶち込んだけど、大岩に引っかかって終わり・・・。

ふと見たら、掛け軸さんも、試作品をセットしている。どれどれ、実際は、どんなんかいな?と見ていた。それがなんと、底の大岩のあたりで、ヒット!!! しかし、水中で、ギラギラと反転したと思ったら外れてしまった。

アタった、アタった・・・と二人でコーフン。

すげー。革命的だな!とか、言いつつ、でもマグレかもしれん。だって釣りにゃぁマグレがつきもんだもんな。そしたら、信じられないけど、またもやヒットォ〜! それもかなりのサイズ。スゲー。大革命だ。日本の夜明けだ。平成維新だって、またもやコーフンしたら・・・

はずれた・・・

終わった・・・

それでもまぁ、進む方向性は見えたような気がして、ふたりで林道を歩きながら、今後の問題点と対策を話しながら車に戻る。

いやー今日は楽しかった。いいモノ見せてもらいましたよ。

いやいや、こちらこそ・・・

って言いつつ、ここでお別れ。本日終了。

まぁ、最近の釣りはマンネリしているので、新しい方向性が見れて、ちょっと今年は楽しくなりそう。

ahiru_de_photo この日のお写真