2012/07/28 鷲見川は手強い
7月28日(土) 前回のハズカシ谷での講習会の折、お昼の宴会時、酔っぱらった事務局長が、 「キャプテン・ウルトラウト氏と釣りたい。ウルトラウト氏の渓流ミノー・テクニックが見たい!でもシングルフックじゃないと嫌だ!」 とか言ったらしい 翌日、掛け軸さんからメールが届いて、 キャプテン・ウルトラウト氏が快諾して、ミノーのトリプルフックをシングル・フックに変更し、そちらのハズカシ・フライに対抗すべく、ハズカシ・ルアーも考案中。 まずは、ウルトラウト氏と連絡を取り合って日程など調整してください。 なんていう事になった。 今週に入ってから、バカ会社の業務が激化し、なおかつ猛暑とあいまって、ヘロヘロになって過放電状態になっていた事務局長は、自身のHPを更新する気力もなく、意気体力とも消沈していたけど、木曜日あたりに、バカ会社にかなりムカついて、それが起爆剤になったのか、怒りのアドレナリンが噴出し、釣りに行く!絶対に行く。とテンションが高くなった。 ウルトラウト氏と掛け軸さんに、土曜日に行く。なおかつ、お昼にパスタも作る。ってメールした。 行き先は、ハズカシ谷の本流でも・・・と思ったけど、このところウルトラウト氏が通っている鷲見川とした。鷲見川は手強くて、かなりの手練れでないと釣れない。土地のセミプロ漁師はかなり釣るようで、玄人向きの川。そんな鷲見川を渇水に釣る。なおかつハズカシフライで・・・というのは修行にもってこいなのだ!ということにしておこう。 午前9時に掛け軸さんのところに集合。 午前7時に自宅を出るときすでに気温は30度を超えていた。白鳥に到着したら涼しいか?と思ったけど、ここでもすでに30度。でも、夜はクーラー無しで寝ているぞ。って白鳥の掛け軸さんと大和町のウルトラウト氏は申すので、なんとうらやましいことよ。こちとら、クーラーのタイマーが切れると目が覚めるし、シチノスケも扇風機で寝ていて、これまた扇風機のタイマーが切れると、ワンワン言うんだよ。夜も熟睡できず地獄だよ。っていう話をしてやった。 それから鷲見川へ。 鷲見川の最上流のいつも入るところへ。渇水してます。 ここらあたりだと、標高は900メートルはあるので、涼しいか?と思ったけど、暑い。なんというか、湿度が高くて、ムシムシする。いっくら暑くても、木陰にはいると、さーと汗が引くのが渓流釣りってもんじゃないッスか?それがどうでしょう、この日はサウナの中で釣りをしているみたいな気分です。 暑くても、なんでも、魚が釣れれば、そんなのはどーでもいいんだけど、これまた釣れない、シブイ、となると暑さが身にしみる。 時々、ハズカシフライにも出てくるんだけど、本当に時々で、挨拶程度。 渓流ミノーのはというと、これまた同じようで、大差なし。 ワサビの谷のあたりで、ミノーに5匹のイワナが反応したとの事。フライのお方達やってみてよ。ってウルトラウト氏に言われたので、掛け軸さんがハズカシフライでやってみたら、1匹寄ってきたけど、ヒットにはならず。今度は上流に回り込んで、事務局長のハズカシフライ。そしたら尺あるような魚が寄ってきたけど、なんか変。胴体のまわりが白い。ハラ回りにカビが生えているのか、病気なのか?釣れなかったけど・・・。それっきり。 水通しの良い底石あたりに涼んでいるんじゃないか?と思って、ハズカシフライに粘土オモリをへっつけて、イワナが潜んでいそうな石の前を割と早くリトリーブしたら出てきたので、これかな?と思い、次のそれらしきポイントでやったらヒット。でも水面でバチャパチャやったてしまってはずれた・・・。悔しい・・・。 終わりの堰堤が現れて、出渓地点になったので、ここから脱出するのよ。って掛け軸さんと、ウルトラウトさんに告げて事務局長も出渓しようとしたけど、2.3箇所気になるところがあったので、やってみたら、なんとイワナが釣れた。 ふふふ〜。釣りはどうやろうと釣ったモン勝ちやもんねー。 と振り向いたら、誰もいなかった・・・ この暑さで参った山間部のお方達は早々に脱出し、水分補給(缶ビール)に向かったようだ。軟弱者め!夜もクーラー無しで熟睡してっから、暑さに耐えられん釣り師になりおったな!お散歩気分で釣りに行ける環境に住んでいるのと、2時間かけて通ってくる釣り師との気合いの違いだぜ!
鷲見川の源流へ移動して、昼食。事務局長はボンゴレ・バスタを作る。掛け軸さんはケーチャン。ウルトラウト氏はチキンサラダ・ウルトラウトドレッシング風味。みな頂く。最後にウルトラウト氏のデザートのスイカをかぶりついて終了。食った、食った・・・。
午後の部は、下って鷲見川で一番涼しい場所。
アマゴを釣ると勝ち点3らしい。ちなみにイワナは勝ち点1らしい。 アマゴを釣れば完全勝利だな。と事務局長が思う。 アマゴを釣れば事務局長のイワナを抜いて勝利だ。と掛け軸さんとウルトラウト氏。っていう図式。
ゴイチサの橋あたりから入る。渓相はいいんだけど、釣れない。 みな忍耐の釣り。 ウルトラウト氏がイワナを釣って勝ち点1で、事務局長と並ぶ。 なんとかしてアマゴを釣りたい。が、そんなにあまくない。さらに忍耐の釣りが続く。 午後5時ちかくになって、本日も終了かな? 昔の製材所あたりで出渓だよって事務局長が急斜面を登っていく。 午前の事があるので、残った者に幸運が訪れるかもしれんと、ウルトラウト氏がミノーを投げたら、イワナが釣れた。勝ち点2になった。 最後に残った掛け軸さんが、午前のことがあるかもしれん・・・と、出渓地点からちょいと進んだけど、何もなかったようで、そうそうに帰ってきた。 激シブの鷲見川でした。まぁ、土用の丑の日が前日だったので、俗に言う、土用隠れっていう事で・・・。 でも釣れないまでも、もう少し涼しいとありがたかったなぁ・・・。 ウルトラウト氏はイワナの他にカヤの実もゲットしていて、これを焼酎に漬けるとジンが出来るとの事。カヤの実は食べたことあるけど、ジンが出来るというのは知らなかった。 あと、掛け軸さんとウルトラウト氏が持っているソニーのNEXシリーズのカメラの軽さに釣られそうになってしまった・・・。いかん。ポチリそうで怖い。
今度は、みんなでハズカシ谷に行こう!ってことで解散。
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