2017/05/03

かつての弟子と

関係者しかわからないレポだと思うのであしからず・・・

 

5月3日() 4月の終わりの頃、突然、スズタロー上皇様からメールが届いた。「3日の良き日に、ダイユーと釣りに行くでおじゃる〜、事務局長も同行してたもれ〜」 アヒル倶楽部の掲示板にもカキコなされたようであるが、ほとんど放置してあるので見ていなかった・・・ それで業を煮やしたスズタロー上皇様は、ダイレクトメールをなされたようだ。

2.3回、打ち合わせのメールをして、当日はスズタロー上皇様の牛車がこちらへ迎えに来て、恐れ多いが同乗させていただけることになった。ありがたいことです。

しかし、そのかわり、「これ事務局長、美味なるトンチャンは必須アイテムぞえ〜」との院の政令が出てしまい手配することになって、30日の宮ヶ洞単独釣行の後、ニュー柳屋のトンチャンを買うハメになり、台所係を仰せつかったので、その他の食材も準備して仕込みもした。

当日、7時30分、定刻通りに、スズタロー上皇様の牛車が到着。荷物を積ませてもらい、後ろの席へ・・・ダイユーは上皇様のお隣で・・・ 車内ではアルツ石川大納言の話で、なんでも、スズタロー上皇様が、「これアルツ、事務局長に連絡したいでおじゃる。携帯番号を教えてたもれ〜」とおっしゃたら、違う番号を教えられ、そうと知らない上皇様は、SMSして、「釣りに行くでおじゃる〜」とか、何度も打っていたけど返信がないので、直に電話したら、「どちらさま?」とおばさんが出てしまい、スズタロー上皇様はあわて謝ったとかいう話はおもしろかった。

 

道は意外にも空いていて、ゆるりゆるりと牛車は進んで、ご指名のアヒル谷へ到着。

到着したが、そこには先客が・・・ 残念。農道からアヒル谷を見たら、2名の釣り人が確認できて、1名は釣り上がり、もう1名は釣り下がっている様子。これでは、後追いで入るわけにも行かない・・・

それで、場所を変えて鷲見川へ。適当に入渓する。

ダイユー殿は、かつて、事務局長の弟子であった。スズタロー上皇様は、違います(キッパリ・石田の右大臣様が上皇様の子守をしていたと思うが・・・)

何年かぶりに見るかつての弟子のダイユー↓の釣り姿は、けっこう、フライマンとして様になっていた。左のサイドキャストなどもちゃんと投げれて、かつての師匠は目を細めるのであった。

 

一方のスズタロー上皇様は・・・

変わっていない・・・ ↓

まぁ・・・ 人それぞれだから・・・ 高貴なお方の事はよくわかりません・・・ ロッドの先にちょろっとラインを出して、ほぼテンカラ釣りに近いスタイルなのが、優雅な宮様の釣りなのでしょう・・・ 

 

 

ダイユーはちゃんとキャスティングの基本もしっかり出来ていた。石田の右大臣様から結婚祝いに頂いたという竹竿で釣っている。はじめは、スローアクションにとまどっていた様子だったけど、そのうち、慣れてきた様子。

 

一方、スズタロー上皇様は、ロッドが長すぎると、御自ら、折られて4Ftほどの、超ショートロッドになってしまいましたが、それでも、そろりそろりとポイントに近づいて、古式ゆかしい儀式かなにかのように膝でスリスリと近づき、目の前に茶色い落下傘や鹿毛の針を落とされるのであった。 「きゃす天狗?まろはそのような、”もののけ”のたぐいは嫌いでおじゃる〜」とおっしゃったかどうかは不明だが、ラインを出してキャスティングしているお姿は拝見したことがない。

その毛針が、雅に流れてくる間に、どうも一首およみになられている様子でございます。↑

鷲見川〜 冷たき流れのその中の〜 イワナよ、まろに出てたもれ〜

とか・・・ これで釣れるんか?と思うが、よくよく見てると、ティペットなどは空中なのでドラグはほぼ掛かっていない様子。ダイユーとも話したが、条件さえ合えば、釣れる事もあるだろう・・・ 条件さえ合えばねぇ・・・

 

で、釣りの方はというと、入渓時の水温は9.5度くらいだった。ハッチもほとんど無い。飛んでいるのはミドリカワゲラ?みたいなのが時々・・・ ライズとかも無い。どっぴーかんで、谷を上がってくる風が強い。

それでもスズタロー上皇様は、「時々は出ておじゃるが、かからない・・・」とかおっしゃるので、ダイユーが、「あまりに釣りたいので、上皇様は幻覚を見ていらっしゃるのでしょう・・・」と、ちょっと悲しい目をして語るのであった。

でも、そううちダイユーのフライにもアタックがある。水温を測ったら10.6度に上がっていた。まだ水面には出にくいかな?と思ったので、ウエットフライにして事務局長がとりあえずの1匹。↓

その後、ダイユーも同じようなイワナを釣り、チビアマゴも釣り、出渓手前でまた1匹イワナを追加した。スズタロー上皇様はさすがに超ショートロッドでは・・・・でした。

 

お昼になったので、切り上げて、上皇様の牛車で、アヒル谷へ移動。先客様が林道で宴会をされていたので、こちらは林道を下り、風の来ない適当な所で、スズタロー上皇様のリクエストのトンチャン必須 ってのをやらせて頂いた。↓

ここで、なにげにダイユーやスズタロー上皇様の歳を聞いてビックリ。後厄だったとか、今度、厄年だとか・・・。事務局長の中では、彼らは、まだ35.6歳だと思っていた・・・ もうそんな歳になっているのか・・・ 月日は早いなぁ・・・

たらふく食って、しゃべって、山菜のコンテツが欲しいというダイユーに、コンテツの木を教えたりしていたら、午後2時過ぎてしまった。

そろそろ午後の部、ダイユーが行きたかったアヒル谷へ戻る。

先客は帰って行ったし、時間も経っているから、期待できる。支度をして、杉林の中を下って、アヒル谷中段の下部に到着。スズタロー上皇様は、ダイユーにロッドを貸してもらい御自らお折りになった、超ショートロッドはお蔵入りとなり、何百年後に正倉院展で展示されるだろう。

アヒル谷の水温は、12度以上あったし、時々、メイフライもハッチしていた。

最初にダイユーが釣り、そのあと、スズタロー上皇様もイワナをゲット! その後も、割と釣れて、ダイユーは5匹くらい、スズタロー上皇様も3匹くらいお釣りになられたと思う。スポットが多いのでスズタロー釣法も条件が合えば釣れる。

フライを交換するアヒル谷のダイユー↓ フライフッィシャーらしいわ・・・ 一方・・・・やめとこ。

事務局長はガイド役に回って、彼らの釣りを見ていた。時々、花などあれば、デジカメしたりしていた。この谷でエイザンスミレが咲いていたのをはじめて見たのでうれしかった。

午後5時になったし、ちょうど出渓ポイントなので、本日はここまで。ごくろうさま。

ダイユーがコンテツが欲しいというので、教えてもらったポイントに行って、なんとか、手の平くらい収穫があり、ダイユーは大喜び。これで明日、嫁の実家でテンプラが出来ると、感涙にむせぶ・・・ スズタロー上皇様は、御所でテンプラはしないらしい。皇后様もなさらないし、上皇様もしないので、食べたいが持って帰れないとか?雅な方々の暮らしはわからんわ。

「おお〜ダイユー、しあわせじゃのう・・・ なら、帰り道は、そちが運転しても、よかろう」 とスズタロー上皇様がおっしゃられるので、ダイユーが牛車を操っての帰路となり、上皇様は後部座席でお休みされました。

午後8時に事務局に到着で、「これ事務局長、本日は、大儀であったぞよ〜」とのお言葉を頂きまして、上皇様、ダイユーと別れたのでありました。

おわり