短 編 3                                                                                                            2010/10/06

  アイガモの「アイちゃん」物語・・・・

 

戻ってきたアイガモの 「アイちゃん」?の巻

2010年9月の末の頃、近くの用水になにげに行くと、・・・・・・

えっ?アイガモ・アイちゃん??

知らない人は アイガモ・アイちゃん物語の1.2を読んでくだされ。

アイガモ・アイちゃんは、初めに餌付けしたオヤジが死んでから、半年後くらいの大雨の時に、相棒の羽根が折れて飛べなくなったカルガモの、通称、羽根折れさんと共に、この用水から、忽然と姿を消した。その後、消息不明になって、3年が過ぎていた。

今回、用水路に現われた、アイガモが、かつてのアイちゃんなのか、どうなのか、という事で、3年前、アイちゃんに、餌を与えてかわいがっていた人々の間では、あれはアイちゃんではない。という意見もあり、老人A氏によると、半年前くらいに、つがいのアイガモが捨てられた。1つはヌートリアにやられた。残ったのが、今、いるアイガモでかつてのアイちゃんではないと断言する。

しかし・・・

つがいのアイガモが捨てられたというのは、信じるにしても、ヌートリアに殺されたというのは信じがたい。ヌートリアって、カモ襲うのか??? アイガモってかなりデカイぞ。

そしてもう一つの理由として、今回、現れたアイガモが、かつてのアイちゃんより、二回りほど大きいし、クチパシの色が黄色いから違うという人もいる。

事務局長は、そりゃ3年経っているから大きくなったんだと思うし、クチバシも黄色くなったんだと思う。ネットでアイガモの寿命を調べたら10年から20年も生きるらしい・・・

 

かつてこの用水にいた、アイガモ・アイちゃんは、飛べなくなったカルガモの羽根折れさんとペアであった。いつも2羽は寄り添って飛べないモン同士とても仲が良かった・・・ 忽然と姿を消した時、2羽とも一緒に姿を消した。

羽根折れさんも一緒に帰ってきていれば、この大きいアイガモはアイちゃんじゃないのか?

と、アイちゃんのまわりを観察する。この用水にはたくさんのカルガモがやってきて、アイちゃんの周りに浮かんでいる・・・ 羽根折れさんか、どーなのかわからない・・・ 一応、カルガモは野生なので、こっちが近づくと、スーと逃げる、あんまりしつこくやっていたら、一斉に飛び立った。

その中に、飛ばないカルガモが一羽。その1羽を確認しようと、土手をいったり来たりしたら・・・・

そのカルガモが危険だと思ったのか、羽ばたいた。けど、5メールほど水面を走って、着水。

あれは、羽根折れさんだ・・・。かつて羽根折れさんは飛ぶ練習を重ねていたけど、5〜10メートルくらいしか水面を走るようにしか飛べなかった。そしてよく見ると、羽根が変形している。これは羽根折れさんに違いない。

 

 

羽根折れさんを発見したアイちゃんは、クワー、クワーって鳴きながら、羽根折れさんの元へ泳いでいく。そしてまた羽根折れさんもアイちゃんも元へ泳いでいく・・・ そして2羽は寄り添って上流へ・・・

 

やっぱり、こいつらは、かつてのアイちゃんと羽根折れさんに違いないと、確信した次第である。

 

どこへ行っていたの?

実はねぇ・・・

って、しゃべったらおもしろいのになぁ・・・

ahiru_da_photo  2010/10/06