アヒル倶楽部レコード鑑賞会 1回目 

マーラーとドボルザークを熱く語る伸チャのはずが・・

 

 2003年、8月15日、午後2時。第一回・アヒル倶楽部レコード鑑賞会が開かれた。

事の経緯は、長雨でどこにも行けない坪さん、事務局長、そして山田伸チャが事務局にて飲んだくれをしているとき、クラッシック談義から、オーディオ談義へと発展。坪さんが、「おいらの家にはJBLのなにがしという名機がある」という事から、それじゃぁ、その名機で、山田伸チャお勧めのクラッシックをかけてもらい、熱く語ろうではないか・・・となった。

 しかし、坪宅のJBLスピーカーのお部屋は、物置小屋と化しているらしく、掃除に手間取る・・と言うが、事務局長の予想よりはるかに早く、とりあえずJBLが聞ける状態になったらしく、8月15日の午後2時より、伸チャのクラッシックレコード鑑賞会が開催されることになった。

 

といっても、そこはお盆休み。当然、缶ビールとなるわけで、事務局長は、仕入れた富士宮焼きそばをこしらえて、どーせ飲むんだよねぇー。ってんで、自転車で坪宅へ。2時に到着すればすでに、ヨハンシュトラウスが、あまいワルツをかなでていた。ウイーンフィルの恒例ニューイヤーコンサートのCDだという。とりあえず、焼きそばを出して、缶ビール・・。坪さん、こだわりの仙台から取り寄せた、エダマメも茹で上がって、2本、3本と缶ビールも進む。

 それにしても、自慢するだけのことはある。5ワット程度しか出ていないが、この迫力・・。オーケストラがそこにいる・・。伸チャは例により、腕組みして、「うーん、うーん」と唸っている。自宅のぼろいスピーカーで聞くレコードとはあまりにもかけ離れすぎている。坪さん曰く、「オレが、このセッティングにいきつくまでに30年かかった・・」そう、クロスオーバー周波数もいじっている。

 

       

 

じゃぁ、次は、ドボルザークね。事務局長、ヨーヨーマのチェロが好きだが、伸チャに言わせると、「ちょっと甘すぎる。やっぱり、フルニエだぞ。あの乾いた音がなんとも言えない・・」とこのあたりまでは、伸チャ、クラッシックを熱く語る・・にふさわしい出だしだったが、その後、マーラーの巨人とか第5番になって終了。クラッシックはここまでで、JBLの本領発揮で、ジャズに移行。今日は伸チャ、クラッシックを熱く語る・・という題じゃなかったのか?と思うが、もうどーでもいいやね。

缶ビールは益々進む。ジョン・コルトレーンのマイ・フェイバリット・シンクスの、とんでもないテイク版がJBLから鳴り出すと、もうそこは、バンガートもしくは、ファイブ・スポットなのだ。やっぱりジャズをならすととんでもないスピーカーだわ。ビル・エバンスのワルツ・フォー・デビィーがかかると、一転して、エバンスの繊細なタッチを表現する坪JBL。

 今度は単独の楽器で聞きたいと事務局長。バッハの無伴奏チェロをリクエスト。なんでも出てくる坪さんの700枚のレコードコレクション。でも、フルニエの演奏。ヨーヨーマがいいのにな。と思ったけど、これがまた、このフルニエが良かった。フルニエ最高。

 

 このあたりまで覚えているが、あとはどーなったか忘れた。途中、おつまみが無くなって、坪さんに、タマネギのスライスに削り節をぶっかけて、しょーゆかけて持ってこい・・。と強制し、ビールの在庫が冷蔵庫になくなると、芋焼酎と越後の越乃寒梅やら、峰乃寒梅やらが出てきて、寒梅はそんなにうまくない。美代桜の金印のほうがうまい・・と、毒舌の事務局長。これは本当の話だ。越乃寒梅はそんなにうまくない。大吟醸とかは別だが・・。あれはうまくて当たり前。だって大吟醸だモンネ。その間に、サイモン&ガーファンクルの明日に架ける橋がかかり、サデイスティック・ミカバンドがかかったり、時々、釣りの話と借金の話を取り混ぜて、気がついたら、午後10時過ぎていた。なんと8時間も飲みっぱなしなんだ・・・。

 

 まー、いかげんにしよう・・ってんで、どうやって帰ったか覚えがないが、とりあえず帰宅した。

 

次回は、ハードロックおよび、プログレロック、1970年代を熱く語る、タルカス氏っていうのをやります。現在、その選曲に追われているタルカス氏。次回、坪JBLはどんな音を聞かせてくれるのでしょうか・・・。