愛すべきアヒル倶楽部の人々シリーズ

ダック鈴木はトリが好き。の巻き

 

 ダック鈴木はトリが好きなのです。文鳥とか、インコとかいうのではなくて、そこらにいるスズメ、ツバメ、ニワトリ、ハトポッポなんかが好きです。

どれくらい好きかというと、ダック鈴木のアパートのベランダに来るスズメに餌付けして、仲良しになろうとしました。右の画像はその証拠です。梅雨の最中、餌付けしているスズメが、雨に濡れてかわいそうだ。と、ホームセンターで板を買ってきて、トントン作ったスズメの餌台です。これに、スズメが入って餌を食べたときは、感激したとの事。今では、手に乗って食べるそうです。でも、ダック鈴木は焼き鳥も好きですし、焼鳥屋でスズメを注文したりします。それはそれ、これはこれ。と言うことです。

 ハトポッポも今までに2羽拾いました。羽根が傷ついて飛べなくなったのと、足が折れてビッコをひいていたドバトを自宅に持って帰り、嫁共々、面倒を見て、回復させました。ハトポッポにもテリトリーがあると発見したそうです。どういうことかというと、傷ついて持って帰ったハトポッポは、新聞紙を2枚床にひいて、その上に鳥かごを置いて、面倒を見ていました。やがて回復し、ハトポッポはポッポチャンと命名されて、部屋の中を飛び回るようになりました。しかし、ポッポチャンは、新聞紙のエリアにダック鈴木が入ると、激しくツツクのです。指1本入っても、鳥かごから出てきてツツクのだそうです。それ以外は仲良しになったけど新聞紙の中だけは、ダメだったそうです。もう1羽はカーテンレールの上がテリトリーになって大変だった。との事です。

 やがて、すっかり良くなったハトポッポを自然に帰すときが来ました。その朝、ダック鈴木は、別れを惜しんで、ハトポッポをベランダから大空へ放しました。ダック鈴木の予定では、ベランダから動こうとしないハトポッポ、もしくは、アパートの周りを何度も回り、旅立っていくハトポッポを想像していましたが、現実は、振り返りもせず、猛スピードで、あっという間に、点になり消えていったとのことです。それでも、翌朝、あのポッポチャンが、ベランダに来ているのではないか?と思い、いつもより早く起きて、ベランダに出てみましたが、その後の音沙汰は全くありませんでした。のちに「ハトは恩知らず」である。とのコメントを発表し終わりました。

 美濃のニジマス釣り場(月見ヶ原フィッシングセンター)で、ニジマスを釣っていると、モズがカワラヒワというかわいらしい野鳥を捕まえて、殺そうとしているのを発見。しかし、モズにしては、ちょっとカワラヒワは大きすぎたらしく、掴んで飛び立とうとしても、飛べない。その様子を見ていたダック鈴木は、急いで、カワラヒワの元へ。当然モズはカワラヒワを残して立ち去りました。まだ、カワラヒワは暖かい。手に取ってみましたが動く気配はない。それでも心臓マッサージを試みるダック鈴木。しかし5分後、カワラヒワは生き返ることなく、天国へ。お墓を作ってあげました。

 長良川の中央漁協の千疋で鮎の友釣りをしていたとき、ふと見ると、イカルチドリがすぐ側に来る。振り向いて目が合うと、逃げて行くが、またすぐ来る。いったいどうしたわけだろう?と、イカルチドリがいた場所へ行くと、なんとイカルチドリのタマゴがありました。イカルチドリの親が、気が気ではなかったのです。ダック鈴木は、これでは、ここにタマゴがあることがわからないから、誰かに踏まれてしまう。と思い、周りを石で囲み、判るようにしました。

右の画像の中で、イカルチドリのタマゴがありますが、わかりますか?答えは、一番大きな石の右斜め上方に同じ大きさの3つのタマゴがありますよ。

 ダック鈴木は、やさしい人物でありますが、一向に、助けたトリさん達からの恩返しは、今までありません。日本昔話の世界と違い、現実は厳しいのでした。