アルツ石川、ウリ坊と遭遇

 

 8月15日に事務局長と荷暮川に行ったときの事。必死にやっている事務局長を残して、さっさと車に引き上げて昼寝しようとしたアルツ石川くん。ひとり林道を帰っていった。そしたら山側からガサガサ音がして、落ちてきたのは、イノシシの子供。いわゆるウリ坊だった。それも3匹。えっ、これってやばいんじゃない? だってウリ坊だけでいるはずがないもんね。きっと親がいるよね。と思っていると、ウリが出てきたあたりで、ブビーという親の声。でももウリ坊は、アルツくんが気に入ったらしく、トコトコと近づいてくる。

やばい。親が突進してきたらどうしよう。イノシシはどう猛だから、それにキバもあるし、ちょうど、太股の大動脈あたりに刺さるらしいから、死んじゃうよー。こっち側は深い谷だし、走って逃げても4WDにはかなわないよね。

それで、ウリ坊が近づかないように、石を投げて追い払おうとした。しかし、ウリに当たって、これまた親が怒って突進してくると困るから、なるべく当たらないように投げる。そんな中途半端では効果無くて、ウリは興味を示し、もっと寄ってくる。そのうちに親が林道に出てきた。デカイ。でかい。困った。意を決したアルツくんは、ソフトボールほどの石を林道の斜面に投げた。そしたらちょうど、ガケに当たり、石がゴロゴロとウリの前に落ちてきて、ウリはビックリ。あわてて親の元へ走って、親共々、また森の中へ帰っていきました。

しばらくしてから、アルツくんは走って車に戻り、ちょっとドキドキしていたとのことです。

   

おまけ。

猿に囲まれたアルツ石川

 

 かれこれ5.6年前のこと。アルツくんはアヒル倶楽部松本支部長として、現地に赴任していて、信州の谷を釣り歩いていました。

 何という名の川だったか忘れましたが、ある日その川へ行ったんです。奥が深い原生林の谷であったそうです。当時、結構釣れてましたから、今では50メートルしかやらないアルツくんも、ずいぶんと奥へ入っていったとの事です。フライをひっかけて無くしてので、ティペットを足して、フライを付けていると、ちょっと先の倒木を猿が渡っていきます。アルツ石川くんに気がついて、猿がキーキー言います。その時は1匹でしたし、猿なんてヘッチャラと思っていたから、早く行ってもらうようにと、これまた石を川へ投げ込みました。

 すると、その猿が興奮して、岸の木に登り、キーキーいいながら木を激しくゆするのです。すると、近くに群がいたのでしょう。そこら中、猿だらけになり、キーキーいいながら、木をゆすります。異常に興奮した群は、木から木へと飛び移り、アルツくんのまわりを飛び交います。そして止まっては、大きな口を開いてキバをだし、威嚇するではありませんか。恐ろしくなったアルツくんは、そーと、ゆっくりと、その場を離れます。行く手に猿が現れたら、その猿が移動するまで、目を合わさないようにして、そしてまた離れて、やっと群の中から脱出することに成功しました。「あー怖かった」 本日終了として、車に戻り、ベストを脱ぐと、フライボックスがない。そうです、猿に囲まれたときに、岩の上に置いてきたんです。困った。怖いけど、恐る恐る、現場に戻ってみると、猿の群はいなかった。グリーンのフライボックスは岩の上にあり、回収することに成功しました。

野生の猿も危険です。