ハチに刺された事務局長のその後

 

 アヒル倶楽部初のハチに刺された不名誉な釣師になってしまった事務局長。刺されたその日は大した腫れもなく、痛みも収まってしまったが、翌日、かゆみを伴って大きく腫れ上がる。赤く発熱したその丘の大きさはマウスくらいの範囲で、こりゃぁ、ブユやヌカカに刺された時と同じだぁ。オレは、クロススメバチに刺されたあとに、ブユにやられたんかいな?と疑ってしまうほど、症状は似ていた。それよりも、ハチは2回目以降が怖い。アナフィラキシーショックという、激烈なアレルギー反応が起こると、30分以内に、アドレナリンだったか何かを注射しないと、助からない。いろんなホームページを渡り歩いて得た知識では、そういう事だそうだ。アナフィラキシーショックは、何もハチ毒だけじゃなくて、アレルギー反応だから、たとえば薬や注射なんかでも起こるし、一昔前に、給食の日本ソバを食べた児童が死亡したという例もある。激烈な症状が起こったら、ほんとうに命が危ないらしい。ハチに刺されて年間30〜50人死亡しているから、事務局長が、アナフィラキシーを起こしたら、その釣りの場所を考えると、まず助からない。アメリカでは、そのショック症状が出ると判っている人は、注射を携帯して、ショック症状が出たら自分で打てるらしいが、日本では許可されていない。また、アレルギー反応なので、減感作治療で、ハチ毒を薄めて定期的に打ち、それに慣れる体質にするというのも、ハチ毒には、やっぱり許可されていない。さて、こまった事だ。しかし、これも、ハチ毒に対する IgG抗体の値が高いと起こるので、まずは、体内にハチIgG抗体ができているかどうか、そしてその値が高いかどうかを、調べなくてはならない。ハチに刺された一週間後に、平成クリニックへ出向き、アレルギー抗体反応の検査を受ける。といっても、血液を5cc程採血するだけ。忙しいので、検査結果は、医師のコメントを書いてもらい、郵送にした。検査代金は\3010円だった。

 一週間後、検査結果が郵送されてきた。検査の結果、ハチに対する抗体はできていなかった。ハチといっても、ミツバチ・アシナガバチ・スズメバチと3種類あるが、どれも反応は無し。やれやれ。これで、ひとまずは安心だ。が、その他の吸血昆虫には、高い値を示していた。なるほど、ヤブ蚊や、ブユ、ヌカカに刺されると、ひどく腫れるはずだ。だげと、どうして、クロスズメバチに刺されたあとで、ブユに刺されたときと同じ症状が出たのであろうか? 医師のコメントには、非特異的 IgE が高い値を示しているから、本質的には、強いアレルギー体質であり、今後、刺されたときに、高い抗体ができる可能性がある。らしい。まぁ、ハチが飛んでいる所へは行かない方が無難です。とか、言うけど、釣りは止められないし。とりあえずは、すぐに命に関わることはないから、まぁOKかなぁ。

 抗体ができたり、反応を抑える注射があるから、それを打っておくといいです。とか、抗ヒスタミンの飲み薬や、塗り薬もあります。とかあるので、注射はともかく、飲み薬と塗り薬は常備しておこう。ハチは日中33度が活動しやすいらしいから、今後は早朝と、夕方に釣りをしよう。ボサは入らず、ヤブコキもやめよう。思う事務局長であった。